近藤 嶺 official blog

2004年04月

 コンピュータを使う仕事ばかりになるとどうしてもピアノが下手になるので、なるべく時間を見つけて、ピアノの練習をするように心がけています。前書いたように、中でもバッハを久しぶりに弾いてみて、自分の指のボロボロさ加減にゲンナリしていたりします。でも、バッハはとつとつと弾いていると気分が落ち着くので不思議です。ショパンやドビュッシーは、その音楽の響きやメロディーの美しさを耳で味わう魅力がありますが、バッハはそれはもちろん、まず楽譜を見てその構成美や数学的な緻密さを目で味わう魅力があります。

 美容院に髪を切りに行ったらオダギリジョーの様な髪型(?)にしてもらったので(残念ながら顔は元のままでしたが)、ちょっとイメチェンっぽくて良い気分だったのですが、僕一人ではスタイリングがうまく出来ないので、一度お風呂に入ったら再現できませんでした。なので、結局イメチェンしてません。ちなみに、顔も変わってません。

 今までほとんど、DVDはレンタルばかりで買うことは珍しかったが、衝動買いで1万円くらい使ってしまった。でも観る暇ない。それにしても、注意していないうちにDVDソフトがとても安くなっていて驚いた。音楽CDより安い物もたくさんあるのね。気に入った映画なんかは、何回もレンタルして観るより買ってしまった方が合理的だなぁ。でもDVD集めにハマってしまうと、お金がどんどん飛んでいきそうだし、終いには贅沢なサラウンドセットとか大きなテレビとか欲しくなりだしそうで危険なので、自分の将来のためにも、壊れかけたテレビとプレステで質素に楽しむ程度に留めておきたい。

 DVDと言えば、先日買ったドラえもんの雑誌に、過去のドラ映画の予告編を集めたDVDが付録で付いていたので超はりきって観てみたところ、第一作の「のび太の恐竜」から最新作「ワンニャン王国」に至るまでの流れで、どんどんとアメリカナイズされていく様が見て取れて、実に興味深かった。アメリカナイズというか、ハリウッドナイズか。カットの入り方とかCGの使い方はもちろんのこと、音響の臨場感でこれだけ変わるのだなぁ、と実感させられた。まさか、ドラえもんの付録でこれを実感させられるとは思わなかった。この流れの先で“ドラえもんらしさ”が失われてしまわないことを祈るばかりである。

 ニャンちゅうのお姉さんが変わっていた。あまりに突然のことで、まだ心の整理がついていない。

 また朝型の健康的な生活が続いている。朝、無駄に早い時間に目が覚めて、夜寝るのが小学生並みに早い生活サイクル。世間はもうすっかり春で暖かくなったことだし、爽やかでなんか良くない?(↑語尾上げて)と思ったのも束の間、まだこのリズムに慣れないせいか夕方になると微妙な眠気に襲われ、報道ステーションが始まる頃には意識が無くなり始める。

しかも、今まで頭の中が音楽制作モードになるのはいつも夜中だったので、昼間はなんだかんだではかどらなかったりして、結局一日の作業効率を考えると、夜型の生活の方が仕事率が高かったことに気付いた。で、そうこうしてるうちに、結局締切などに追われ寝れなくなるから、また夜型の逆転生活に戻る。これ、意味なくない?(↑上げて) 夜型は仕事ははかどるけど、ずっと続くと精神的にも疲れるのでお薦めできない(↓これは下げるよ)。

 そういうわけで、この頃の僕のテーマは、朝型の生活リズムでクリエイティブな作業効率を上げること。そして早く引きこもり状態から抜けだして、無事に生還することです。ほんと最近、飲み会とかお花見とか、遊園地とか文化祭とか、そういうドーパミン分泌系の夢ばっかり見るので、だいぶ病んできてると思う。でもまじ超頑張るっすよ!(?)

 aikoのアルバムを借りて、ドラえもんの雑誌を買った。

 駅前でよくアンケート調査とかキャッチセールスとか署名運動をやってますが、どういうわけか僕はいつも、あの手の人たちにターゲットにされるのです。

人がいっぱい流れているのに、しかもその中をいかにも存在感無くCIAのスパイの如く人混みに紛れて歩いているのに、彼らはまっすぐこちらに向かってきて怖いです。10m以上離れていても、向かってきます。ひらりマントが欲しい。どうしてピンポイント攻撃なんですか!!

よほどキャッチして欲しそうな、寂しそうなオーラが漂っているのでしょうか。それとも、他の人に比べて人が良さそうに見えるのでしょうか。顔色が悪くて目立っているのでしょうか。僕にとっては、スポーツジムに置いてあるテレビでずっとグルメ番組を見せられるのと同じくらい、理不尽であります。東京でも名古屋でも大阪でも毎回そうなので、もうこれからは無条件に無視するか、職業を聞かれたら「お花屋さん」と答えることにしよう。

 またiPodのリモコンが断線した。怒り心頭。イラクの3邦人誘拐については触れずに、今日はこれでおしまい。

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