近藤 嶺 official blog

2004年06月

 愛用のE4XTというサンプラー(電子楽器ですね)が壊れました。一番メインで活躍している楽器なのに。仕事絡みの音楽制作の途中でこういうことがあると、本当に困りものです。泣く泣く別の機械に差し替えです。中にアリでも入ってショートしてたりして。もしくは殺虫剤にやられたとか・・・?

 この前は冷蔵庫が壊れて(2〜3日したら急に直った)、掃除機もただいまゴミを吸わなくなっているし(そんなもんは掃除機とは呼べない)、僕は口内炎ができたし、機械っていうのはどうしていつも一度に揃って調子悪くなるんですかねぇ。

 アリ地獄日記続き。スタジオを含めてついに3つの部屋に侵出した彼らを根こそぎ壊滅させようと、スタジオ以外の二部屋にバルサン式の殺虫剤を炊いてみました。これで奴らも外に逃げ出すだろう。そう思い作戦を決行した結果・・・ 唯一炊かなかったスタジオに大量に逃げ込んできました!笑えない。おかげでスタジオへの侵入経路は発見できたけど。

 スターシップトゥルーパーズ並みの激戦で、ワラワラ出てくる敵を機材を死守しながらひたすら殺虫剤で迎え撃ち、即席の特製トリモチをブンブン振り回して応戦した。明け方まで続いたこの全面衝突の結果、どうやら波は過ぎ去った・・・と思う。が、その代償も大きく、部屋に充満した毒ガスのせいでこっちもフラフラになりながら掃除をしたのであります。人間と自然の共存の難しさを肌で感じました。彼らはハエみたいなもので、「パチッパチッ」と足音?壁にぶつかる音?がするので、それがまた神経を逆なでされます。また雨が降ったので、さっきまた3匹くらい出てきたよ。あんなに嫌いだった蚊が可愛く見えてきました。

 現在、studio Eternalは恐ろしい危機に直面しているのです。

台風のせいか暑さのせいか庭の雑草を刈ったせいか、原因は不明ですが、アリが大量発生しております!隊長!しかも、大きな羽アリが部屋の中を飛び回ります!歩き回ります!最初はシロアリかと思って青ざめましたが、どうやら普通のクロアリのようでした。クロアリならまあいっか。いやよくない!気持ち悪い。アリって言ってもね、ありゃ1センチ以上ありますよ。大きいやつ。

それにしても、普通のアリが迷い込んでくるならまだしも、羽アリに集中的に襲われているのはどういうわけなんdtここまで書いたらまた1匹発見しました!隊長!ああもうめんどうくさい。せめて一部屋だけなら許せるが、とうとうスタジオまで侵入されてしまったので、気が散ってしょうがないです。アリのくせにタダで僕の音楽を聴こうなんて100万年早い。しかしスタジオには機械類が多いのであまり殺虫剤を乱れ打ちできません。機材も道連れになるので。

しかも、奴らは羽がついてるのに、たまにしか飛ばない。いつものこのこ歩いてる。おかげで探すのに苦労する。もともと僕は虫とかカニとか、ああいう甲殻っぽい触角っぽいものは苦手です。今回の一件で、アリも嫌いになりました。慣れたけど。さて、はたしてstudio Eternalはこの恐怖のアリ地獄から抜け出せるのでしょうか。

続報を待て!    ・・・ああーまた飛んでるー。

 台風が来てるみたいで。梅雨ということもあり、じめじめした天気が続いていますね。僕は雨の日は好きなんですが、雨の日に出かけるのは嫌いです。家にいるのが良い。体がじめじめするのが嫌なのであります。それに蒸し暑いのも嫌いです。でもなぜか、僕が参加するライブやイベントは雨降りになることが多いですね。なんでだ・・・。雨に好かれているんだな。じめじめ、と言えば、ピアノや音響機材などは湿気に弱いのでこの季節は要注意。特にピアノはデリケートです。studio Eternalでは楽器の湿気対策として、“水とりぞうさん”という使い捨て湿気取りを常用しております。数ヶ月置いたあとにたっぷり水が貯まっているのを見ると、とても幸せです。もの凄く有意義なことを成し遂げたような無駄な達成感を感じます。ただ置いただけなんだけど。除湿機を使う手もあるのですが、ちょっと場所をとり邪魔なので、ぞうさん推奨。それで今思いついたんですけど、この湿気取りを1億個くらい一定地域に敷き詰めたら、雨降らないんじゃないかな。無理かな。カエルから苦情が来そうだな。肌も荒れそうだな。

 そんなことを考えながら、ただいま電子音響作品を制作中です。

 「箱庭療法」というものがある。ロンドンの心理学者によって開発された、自分を認め問題ある状態を解放させる心理療法だそうです。箱の上に、模型を好きなようにのせて行き、自分だけの世界を作る。それを見てカウンセラーはその人の精神状態や心の病みがわかり、さらに問題を解決に導くことができるらしいのですが。

 さて、話は変わりますが、最近はあまり遊べる時間がないので熱は下がってきているけれど、僕はシムシティが大好きだ。最新版も買った。やり出すとハマってしまいあまりにも危険なので、封印中だ。自分で土地を作って、道路を引いて、町を作って移り住む住民達を眺める。あれ、これってもしや・・・。

 久しぶりにジムに行って汗をかいてスッキリした。ああなんて健康的なんだ!

 昨日せっかくちゃんと更新したいなぁと張り切ったというのに、いきなりFTP接続が出来なくなって更新できず、非常にもどかしい気持ちで一日過ごしました。

僕はてっきりOCNのサーバーが故障したとばかり思っていたのだけど、どうやら、最近買い換えたルータの設定が間違っていただけみたいで。このもどかしさを数値で表すと、76モドカシー(単位表記は78md/Ks)くらいです。これは、ドラゴンボールを5年ぶりくらいに引っ張り出してきて読み直していたら最終巻だけ見つからないのと同じくらいのもどかしさです。長く並んだレジで自分がお金を払う時に、最後の一円玉が財布の奥に引っかかってどうやっても取り出せない時、82md/Ksくらいです。この「もどかしさ」というのは現代社会の闇を語る時に、とても重要なファクターです。単位を普及させるといいと思います。

 今日、音楽制作のための新しいコンピュータソフトを導入しました。最近はキーボードやサンプラーなどのハードウェア音源より、コンピュータの内部で全て音を作ってしまうソフトシンセというものがどんどんと普及していて、僕もわりと最近になってから制作に取り入れるようになったんですけど、ハードに比べて、ソフトの場合はOSやコンピュータを変えたりすると動かなくなったり、処理が重すぎてフリーズしたり・・・たくさんの種類を使えば使うほど不安定になっていきます。

 そして未だに、“実体の無いもの”で音楽を作ることに違和感を感じているのですが。この違和感は、敢えて自分の中から失わないようにしたい。生ピアノはフリーズしたりしないもんね。それにしても、すごいいい感じのフレーズが完成して、さあミックスしよう!という時にソフトが落ちた時のもどかしさと言ったらもう・・・。あ、これが100md/Ksくらいですね。基準値にしよう。

  さて、さてさて、皆さんお久しぶりです。皆さんって言ってもそもそも誰も見てくれていないような気もするのだが、まぁ細かいことは気にしないで独り言を書くといたします。いいよいいよ。

日記、雑記、この手のゆるい文章はコツコツ書くようにしないと、ついつい怠けて忘れてしまいますねぇ。いや、別に忘れてるわけじゃないんですが。普段、日常の中でふと気づいたり、感じたりすることからネタはたくさんあるのに、書き留めておかないからパソコンの前に向かう頃にはすっかり忘れてしまいます。

それは音楽でも同じだったりして。外にいる時とか、人と話してる時、ピアノを即興で弾いている時、いくらでも良いメロディや“ツボにくる”ハーモニーは生まれているのです。その瞬間にしか出てこないものが。だけど、何か形に残そうとする前に、忘れてしまいます。急いでレコーダーを回してみても、録音スイッチ押した瞬間から途端に構えてしまってダメダメになります。最近はなるべく思いついたことを何かにメモするようにしていますが・・・それでも難しいですね。

だから、ちゃんと音楽にしてあげられなかった、かわいそうな幻の名曲の断片がきっと山のようにある。しかし、結果として曲として形にならなければ意味が無い。文章を書くのも、音符を書くのも、似たようなものです。ただ、作文では書くネタが無くなった時に、「ネタが無い」ということをネタに出来る、開き直った強みがある。そう、今日のこの独り言のような開き直りが。音楽ではそれが通用しないのがつらいところです。今日からちゃんと更新したいなあ。あ、日付ごとにタイトル付けようかなあ。

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