近藤 嶺 official blog

2006年07月

音楽制作を依頼されるときのパターンはいろいろありますが、
内容が歌のアレンジやサウンドクリエイトの場合、
大抵、最初にデモテープや歌詞を頂きます。
それを元にして、音楽として成立させていくのです。

デモテープ。(最近はテープじゃなくて、CD-RやMDですが)
例えば、適当なピアノに、歌い手本人もメロディを全く把握していないような歌。
収録したMDに曲名が書いてない。歌詞がわからない。
コード譜もついていない。こういうこと、ありました。

一方で、丁寧に書いたコード譜、歌詞。狙いや意図を書いた書面。
打ち込みを使って出来る限り曲のイメージを伝えようとしたものや、
きちんとMDのトラックにはタイトルが打ってあり、
ツメも折ってあって、作曲者、作詞者、所属、
ライセンスなどが明記された状態のデモを頂くこともあります。

あくまでデモなので完璧である必要は無いし、
常にそれが必要とは限りません。
イメージが伝われば、デモとしての意味は果たしています。
時間の無い音楽制作の中でいつも、毎回キッチリした資料を用意するのは
簡単ではないし、確かに非合理的です。

でも、後者の場合はとても気持ちが良い。
それは「作業がしやすいから」という単純な理由ではありません。
作り手の、その音楽に対する愛情や想いがこちらにも伝わってくるからです。

前者の場合、受け取った時点で、その人の音楽に対する姿勢が見えてしまいますね。
「一緒に音を作り上げよう」という気には全くなれません。

そう感じることもあって、僕自身もデモを作るときの心がけを
凄〜く気をつけています。当たり前と言えば、当たり前の事なんですけどね。
曲を愛しているのなら。


さて、昨日の代々木ルッコラ。
ほとんと飛び入りで参加させていただいたのにもかかわらず、
皆さんにお気遣いを頂き、たくさんの方と知り合うことが出来て
とても嬉しい夜でした!
ゴールデンキャッツの皆さん、関係者の皆さん、本当にありがとうございました!


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グランドがあって素敵なお店でしたよ。

好きな女性のタイプは、トトロに出てくるメイちゃんです。

さて、本日29日、代々木のルッコラというイタリアンレストランで
ゴールデンキャッツというバンドのライブがあるのですが、
そこで、ほんの少〜しだけ、ゲスト出演させて頂く予定です。
どうなるかわかりませんが、ご興味のある方は遊びに来てみてくださいませ!
http://www.rucola.co.jp/


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 久しぶりにお会いしました。
←きりたんぽ鍋屋さんの方です。
 あ〜猫、触りたい。

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あー、なぜか今日は朝からテンション下がりまくりの近藤です。

さて、7月27日発売のPS2ソフト「戦国BASARA2」の音楽を担当しました。
人気タイトルの続編で、音は和風テイスト+ロック+テクノなサウンドです。
サウンドトラックも同時発売中です。
ゲームをされる方、興味のある方、一度手にとって見てくださいね!

昨日は朝から夕方までアルバム用の曲作りをして、
1件打ち合わせ後、夜、JET ROBOTでのセッションライブ「INPRO JET」を聴きに行き、
終わってから恵比寿で「ゆず塩ラーメン」を食べました。

どれも写真を撮れば日記のネタになるのに、何一つ撮っていません・・・。
「ゆず塩ラーメン」は美味しかったけど、ちょっとあっさりしすぎでした。

「INPRO JET」、7月5日に初めて行った時とは編成も違って
またひと味違うインプロセッションを楽しませて頂きました!
その場で生まれる音楽を楽しむ、というのはもちろんですが、
演奏者同士の腹の内のさぐり合いとか、
楽器の特殊奏法の発想とか、
自分だったらここでどんな音を加えるかな、と考えてみるとか、
そういう耳で楽しむ部分以外も、醍醐味ですね。

どうしてリンゴの気持ちがよくわかるんでしょうか。

おはようございます。最近、遅寝早起きの習慣が身に付いています。

ある人と話していて、好きな音楽の話になりました。
好きな音楽を一つ選ぶとするなら、何を選ぶか。
僕は、基本的に演歌以外は何でも聴きます。
(すみません、演歌の良さがわかるには、もう少し人生経験が必要でしょう)
もちろん実際には、僕が知らない音楽は山ほどあるわけですが、
何でも抵抗無く聴いていきたいなぁと思っています。
自分が好きで何度も聴いている音楽もあれば
仕事で仕方なく聴いて、飽きてしまった音楽もありますが。

その中でどれか一つを選ぶとしたら、やっぱりJ.S.バッハですね。
マタイ受難曲か平均律。

あとは、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」。
15歳の時にオケ版を初めて聴いて、
こんなに美しい曲が今まであっただろうか・・・いやない(反語)
と、当時凄く影響を受けた覚えがあります。

無人島に一つCDを持って行くなら・・・やっぱり・・・
「英会話 とっさのひとこと」ですかね。

自分の曲を持って行っても良いけど、
聴く度に「こうすればよかった」っていうのが湧き出てきて
発狂してしまいそうですね。
無人島にまで行って、聞き飽きた自分の曲を聴きたくないしなぁ。

うーん、悩んでしまいます。(行く予定は無いが)

さて、明日は「戦国BASARA2」のお知らせをします!


ダフクロ


「パヴァーヌ」の楽譜を探したら、見あたらなかったので
同じくラヴェルの「ダフニスとクロエ」のスコアを撮ってみました。
楽譜を見るとわかりますが、凄まじいオーケストレーションで目眩がします。

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久しぶりに外でランチです。
梅おろしチキンカツ?定食だったかな。
大変美味でございました。

近頃、自炊するのに飽きてきまして。
ニンテンドーDSで、料理のレシピが出ましたよね。
あれ、便利そうだね。

携帯に連絡先をくださった方、ありがとうございます。
少しずつ復旧しております。
引き続き、よろしくお願い致します。
(詳しくは昨日の記事をご参照くださいませ)

新しい携帯は、使い方がよくわかりません!
写真のフォルダには、カツ定食の画像しかありません!
落ち込むこともあるけれど、僕は元気です。元気ですとも!!

携帯がお亡くなりになりました。
昼まで普通に使えていたのに、
置いておいたら急に電源が入らなくなって、
急いでショップに持って行ったら回復不可能と宣告され、
データ救出は絶望的だったので、仕方なく機種変更しました。

あの〜、最後にアドレスのバックアップをとったの、
2004年の冬でした!!(えー)

そういうわけで・・・、
昨年以降携帯でアドレスや番号を交換した方、ほとんど連絡先がわかりません!

お手数ですが、メールを頂けると大変助かります。(アドレスは同じです)

アドレス変更などをお知らせ頂いた方も、もう一度教えて頂きたくお願い致します!
とても困っております。ご迷惑おかけします。

宜しくお願いします!(泣)

皆さんもお気をつけください!

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←まさかの突然死。
ド○モダケのマスコットは、ショップのおねいさんがくれました。

更新怠っていて申し訳ない!
頑張ります。
えー、世間は夏休みですか。いいね。

今日の覚え書き!(またかよ)

・音楽サイト「Music HYP!」で、近藤嶺がピックアップされています。(楽曲の試聴もできます)

・レンタルで「Shinobi」「サイン」を観ました。
「Shinobi」は仲間由紀恵とオダギリジョーが主演の映画です。
最近観たエンタ系邦画では、まあまあ。CGが安っぽかったけど。
クライマックスが薄味だけど。
音楽は岩代太郎。ん〜、ハーモニーが「義経」と似ておりました。

で、「サイン」は、「シックスセンス」「ヴィレッジ」のM・ナイト・シャマラン監督作品。
評判悪かったので観てなかったんですが、
先日「ヴィレッジ」を観たら良かったので、ついでに借りてみました。
そうしたら、思ったより良かったです。ツッコミどころはたくさんあるものの。
この映画のテーマは「信仰」と「奇跡」なんですね。
シャマラン監督は、こういう題材の作品が多いね。
僕はこの監督の、余韻のあるラストの作り方が好きみたい。
ただ、宇宙人のデザインは・・・
音楽は良かった。やっぱり、James Newton Howardでした。

・映画館には全然行ってません。

・最近は、音楽を作る時に前提や制約があればあるほど、
作るのが楽しかったり、満足いくものが出来ます。
昔からそうだったかな。制約は常に正しくて、必要なものです。

・ロコロコというPSPのソフトのCMで流れている「ロコロコのうた」。
歌詞が全く意味不明なのに、一度聴くと頭に残ってしまう秀逸なCMソングです。
パッチョンボ〜モ〜イノイノイ チャカレタパットンパンコラケットント〜ン…

・手帳のスケジュール欄に、「イカ」と書いてあったんですが、
僕は一体、何を書き記そうと思ったんでしょうか。さっぱりです。
あの、忘れてるかもしれないので、イカ関係者の方、もし何かあったら連絡ください。

それではまた。

覚え書きで。

・今日は微妙な天気でしたが、小雨の中の散歩も悪くないですね。

・空気の中に常に流れている音があるとして、
それを切り取って耳に聞こえる形に翻訳しているだけなのかもしれないです。作曲なんて。

・ニャンちゅうの声が微妙に昔と変わった気がするのは気のせい?
お姉さんは、あんなに若い人じゃない方が、ニャンちゅうのキャラが生きると思います。

・ブログのコメントでもオススメしていただいた、
「壬生義士伝」を観ました。堺雅人さん、メインでは無いのに
あの独特の存在感は健在で、相変わらず好印象でした。
というか、正直言うと堺さんしか印象に残っていません。
音楽は久石譲氏。この人の音楽は、やっぱりジブリ映画で真価が発揮されるのであって、
この手の映画だと音楽だけ妙に浮いてるように感じたのは、
意識して聴き過ぎたせいかなぁ。内容は普通でした。後半が冗長過ぎ。

・「刃を研ぐ時間もないほど忙しくなることはあり得ないし、
  ガソリンを入れる時間もないほど忙しいこともあり得ない。」
  by スティーブン・R・コヴィー
だそうです。耳が痛い。

・先週は普段より、いろいろな人と知り合う機会が多くて面白かった。
週末は、友達に誘われて某所のボランティア(という言い方は合っていない気がするけど)
へ初参加させて頂きました。人と人、コミュニケーションについて
いろいろ考える機会にもなり素敵な時間でした。ありがとう。

・ちゃんと英会話やりたいなと思ってます。恥ずかしながら、重度の英語アレルギーです。
しばらく制作があるので、もう少し先かな…。

・梅2kg、氷砂糖400g、V.O.640×3

・テレビでやってた「ディープ・ブルー」(サメパニックの方)
もう、本当にバカ映画ですね。時間返せ!!

・ベタに「M:i:3」が観たいです。混んでそうだな。

・で、やっぱりカシスオレンジです。

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今日は昼から夕方までずっと打ち合わせをしていました。
5時間近くミーティングしていました。にゃひー。

その後、一旦家に戻り所用を済ませ、原宿のJET ROBOTに向かいました。
僕の尊敬するコンポーザー、プレイヤーの小西徹郎氏が
「INPRO JET vol 2」というインプロイベントで演奏されるという情報を手に入れ(笑)
これは絶対行かなきゃいけないぞ!とビビっと直感し、
いそいそと出かけたのであります。
ちなみに、徹郎さんは前回の僕のライブに来てくださった時に初めてお会いしたばかりで、
ようやく生演奏を聴けるということもあり、
どんなセッションになるのかな?とワクワクしながら開演を待っていましたが、
始まった途端から、一気に異世界に飛ばされました。
今回、サイケデリストのTOMO氏を中心とした民族楽器がメインの1stセットと、
LAPTOPのLinco氏による電子音をベースに舞踏やトランペットが絡む2ndセット、
そして、小西徹郎さんのトランペットソロから始まり、
総勢十人以上のパフォーマー(ヴァイオリンから舞踏、ベース、口琴まで様々!飛び込み参加あり)総出演の
3セットと別れていたのですが、どれも本当に素晴らしかった。

全く楽譜の無い世界なんですよ。improvisationですから。予定調和は何も無い。
なのに、どうしてあんなに凄まじい緊張と緩和の波が押し寄せてくるんだろう。
まさに「剥き出しになった音楽」の美しい凶暴さと、鋭い繊細さを感じました。
音楽の本質を突きつけられた気がして、僕は途方に暮れたのです。
インプロの真骨頂を味わいましたね。
何より楽しい。
一流のアーティスト達が、誰より楽しみながら演奏して生まれる音は、
メロディとかハーモニーとか、そんな次元を越えて、
無条件に体を痺れさせる力を持っているのですね。

3セットともに、素晴らしいバランス感覚とセンスで絡んでいた
徹郎さんのトランペット演奏、本当にかっこよかったですね。
しかも、ベースも華麗に弾いておられました。多芸過ぎます!

僕も持ち運べる楽器が心底やりたくなりました。

そう、今日のお昼からのミーティングの中で、ライブをするということに関して
ずっと考えていたのです。
この夜、その答えの一つを、教えて貰いました。
徹郎さん、他の出演者の皆さん、素敵な夜をありがとうございました。

ハリウッド系のアクション映画を観たかったのですが、
ビデオ屋さんが閉まっていたので、ヤケになって作ってみました。
そういう感じの曲です。ベタですね。

060701
(当記事上からの公開は終了しました。公式サイトにアップ中です。7/6)

タイトル思いつきません。募集中です。
普段あまり楽曲はアップしないのですが、
こういうネタっぽいものは、公開してみたいと思います。

(普段からアップしたい曲はあるけど、
 やっぱり権利の関係で控えざるを得ないのです)

公式サイトの試聴も、一度整理したいと思ってます。
どうぞよろしく!

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