というわけで、昨日は某ゲーム関係のテーマソングの楽器録りなのでした。
バイオリンやギターなどを生に差し替えていく作業です。
どちらの楽器も僕は弾けないので、
作編曲の段階では楽譜やコンピュータ上でシミュレーションしておくわけですが
やっぱり一つ一つ、楽器が加わってイメージが形になっていくと(イメージ以上になると)
テンションも上がるってもんです。
冷静な顔をしつつ、こころのなかでは「ぎゃはああああ!!」という感じです。
実際にベテランの方が弾いているのを目の前で見ていると、
毎回新しい発見があって勉強になるんですよ〜。
今回もプレイヤーの方がとても親身に理解してくださったので、
スムーズに作業が進みました。ありがとうございました。
ところで、写真にうつっているのは、
レコーディングで使うコンピュータのソフトの画面です。
わかりにくいと思いますが、左の画面にヨコ棒みたいなのが一杯ならんでいますね。
これ1つ1つが、ベースやピアノ、弦楽器などなどのパートの波形を表示してるのです。
決して、ブロック崩しの画面ではありませんし、マリオが走るわけでもありませんし、
スペランカーでもありません。
薄目で見ると、人の顔が浮かんでくるわけでも・・・浮かんでくるかもしれません。
今回の曲の合計トラック数(パート数)は
僕が自分のスタジオから持ってきた段階で、90トラック以上。
もちろん、全部同時に音が鳴るわけではないのですが、
聴いた感じはそこまで音が多いようにも聞こえないあたり、音楽って面白いですね。
これに、さらに生楽器や歌やコーラスが重なったりするわけです。
毎回、僕が作る曲のデータは普通よりトラックが多い傾向にあるらしく、
コンピュータの性能とエンジニアさんに、プレッシャーをかけています(笑)
僕だったら八つ当たりするかもしれません。
わたくし今日から一瞬、実家に帰らせて頂きま〜す。