「もったいない」という言葉は日本独特のものだそうで、
エコが叫ばれるここ数年、「MOTTAINAI」キャンペーンとして
世界に広められようとしているそうです。
同じく日本人独特の感性、美的感覚といわれているのが「もののあわれ」。
辞書で調べても、「様々な事象に触発されて沸き起こる、何ともいえぬ情感」
みたいなことしか書いていないので、
もうニュアンスでしか言いようがないのですが、
自然の物に共感して、そこに風情を表現できる感覚とでもいうのでしょうか。
「国家の品格」にも書いてありましたが、
英語で、これに対応する言葉は存在しないそうです。
俳句とかお茶とか、お花見など、日本ならではの文化って
みんなこの情緒から生まれているものですよね。
最近、「切ない」という言葉を英語にしようとして辞書で調べたら、
なんと、「sad」と出た。
ち、違う!
「悲しい」と「切ない」って違いますよね。
「pathetic」だと、「哀れ」とか「痛ましい」ってニュアンスを感じる。
普段普通に「切ない」って言葉を使っていますが、
これも日本人独特の感性に根付くところが大きいのでしょうか。
そのおかげで、他の国の人に見えないものが見えているのなら、
日本に生まれたことを本当に誇りに思いますね。
「切なさ」っていうのは、僕が音楽を書くときの原材料の1つでもあります。
意図した「切なさの表現」や「切ないメロディ作り」みたいな安っぽいことは嫌いですが、
「切なさ」「もののあわれ」のような「なんとも言えない、もやもやした情感」を
言葉で表現できないかわりに音にするということです。
できたらいいなと思うのです。
それは音楽のカテゴリーの問題ではなくて、
例えどんなに無機質な音であっても、その「なんともいえない感じ」は込められると思うわけです。
ピアノ一本でも、オーケストラでも、電子音でも、ノイズでも。
そういう音楽が好きです。
そもそも、言葉で表現できることなら、わざわざ音楽にする必要がない。
詩をかけばいい。
エコが叫ばれるここ数年、「MOTTAINAI」キャンペーンとして
世界に広められようとしているそうです。
同じく日本人独特の感性、美的感覚といわれているのが「もののあわれ」。
辞書で調べても、「様々な事象に触発されて沸き起こる、何ともいえぬ情感」
みたいなことしか書いていないので、
もうニュアンスでしか言いようがないのですが、
自然の物に共感して、そこに風情を表現できる感覚とでもいうのでしょうか。
「国家の品格」にも書いてありましたが、
英語で、これに対応する言葉は存在しないそうです。
俳句とかお茶とか、お花見など、日本ならではの文化って
みんなこの情緒から生まれているものですよね。
最近、「切ない」という言葉を英語にしようとして辞書で調べたら、
なんと、「sad」と出た。
ち、違う!
「悲しい」と「切ない」って違いますよね。
「pathetic」だと、「哀れ」とか「痛ましい」ってニュアンスを感じる。
普段普通に「切ない」って言葉を使っていますが、
これも日本人独特の感性に根付くところが大きいのでしょうか。
そのおかげで、他の国の人に見えないものが見えているのなら、
日本に生まれたことを本当に誇りに思いますね。
「切なさ」っていうのは、僕が音楽を書くときの原材料の1つでもあります。
意図した「切なさの表現」や「切ないメロディ作り」みたいな安っぽいことは嫌いですが、
「切なさ」「もののあわれ」のような「なんとも言えない、もやもやした情感」を
言葉で表現できないかわりに音にするということです。
できたらいいなと思うのです。
それは音楽のカテゴリーの問題ではなくて、
例えどんなに無機質な音であっても、その「なんともいえない感じ」は込められると思うわけです。
ピアノ一本でも、オーケストラでも、電子音でも、ノイズでも。
そういう音楽が好きです。
そもそも、言葉で表現できることなら、わざわざ音楽にする必要がない。
詩をかけばいい。