近藤 嶺 official blog

2008年06月

hana







azisai







なかなか良いデジカメを買ったので、
とりあえず近所の花を撮ってみました。
ん〜、難しいなあ。すっかり梅雨ですね。

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いろいろ曲書いてます。

今は、クワイア風(合唱風)の曲をやっています。
賛美歌みたいな感じですね。
どちらかというと人の声にはあまりグッとくるものを感じない方なのですが
綺麗なクワイアは別です。
バッハ以前の、ウィリアムバードの宗教曲とか本当に美しいです。
10代の頃にいつも聴いていました。

ここ数日は、良くも悪くも曲を書くことで頭がいっぱいになっていて、
それによって日々のテンションが左右されているので、
周りの人はいい迷惑だろうなぁと反省中です。
何か良いイメージが湧いてる時はかなり機嫌が良いですが、
ごちゃごちゃしている時はかなり感じ悪いです。たぶん。
でもどっちにしても頭の中でアレコレ考えているので、
人の話とかわりと聞いていません。
すみませんです。

ところで、しばらくはいくつか大きめの作曲の仕事が続くのですが、
いろいろ刺激をもらっているので
ソロアルバムのイメージも、膨らんできました。
なかなか同時進行は難しいですが、溜めて溜めて・・・
ドン!と良いものを作れるようにがんばります。

それより・・・大きな食器棚のペンキ塗りがしたい。
家の中でやるのは無謀かな?
だってさー、何度も言ってるけど白が好きなんですよ。
部屋に合わない!

話題の副都心線に乗りました。
先週はずっと自宅で作業していて外に出歩かなかったので、
今回ようやく乗ることができました。
まぁ、何てことのない普通の地下鉄なんですけどね。
僕の家、スタジオ、打ち合わせ場所など個人的に重要な場所が
上手い具合に直通で結ばれているんですね。
すばらしいです!

渋谷駅などは、新しいフロアが空港のような雰囲気で
渋谷らしくなくて、妙な違和感。
でもこんな生活感の無い空間は好きです。
むしろ住みたいです。
渋谷駅に住むのは、いろいろどうかと思うけれども。
ちょっと方向性違うけれど、カフェ・コムサとかアップルストアとか・・・
ああいう雰囲気の場所が好きです。
白くて透明ぽい感じが!直線的な感じが!
シンプルで美しいです。
思うのですが、銀閣寺などの書院造りのような“わびさび”の美に
通じるものがあるんじゃないかと。

とにかくそこにベッドとキッチンと、ピアノとパソコンがあれば
おとなしくずっと暮らしていけそうです。
誰かください。

でも、白いピアノは嫌いです。

話が脱線しました。地下鉄だけに!(うわー)

今週はなんだか忙しいです。
忙しいと言うと気持ちのゆとりが無くなるので
あまり言わないように・・・と思いつつ。
しかし今日も、みのもんたさんの生活を想像して、
自分なんかまだまだ時間の余裕がたっぷりあるのだ!と前向きに頑張るのです。
ジェバンニが一晩でやってくれないかなあ。

ところで、YouTubeなどで、似ている関係ない曲同士を並べて試聴したり、
比較したりする動画をみつけることがあります。
よく聞いてみると、中には明らかにパクリ、盗作っぽいモノもあり、
これはいかんだろー・・・やりすぎだろー・・・・
と呆れてしまうこともあるわけですが。

こわいです。
作り手にとって一番の恐怖って、わざとではないのに
既成の何かの曲に似てしまって、盗作疑惑をもたれてしまうことです。
特にポップス系だと、キャッチーで歌いやすいメロディって
大抵何かに似ていたりしますね。

キャッチーである、ということは「どこかで聞いたことがあるような親しみやすさ」
でもあると思うのだけど、「どこかで聞いた!」になっちゃうと
世の中に出せないので、苦労してそこまで辿り着いた者としては悲しいパターンです。

そういえばこの前、あるゲームのために曲を書いていた時、
凄く良いメロディが出来た!と思って、気分良く書いていた箇所があったのに
あとでそれにそっくりなメロディを見つけてしまい
泣く泣くお蔵入りにしたことがありました。

以前にその曲をどこかで耳にしていたのかもしれないし、偶然かもしれない。
自分でもわからない問題です。
それでもあからさまに同じになってしまったら、潔く諦めるしかありません。
所詮、既成の発想しかできなかったと反省して、破り捨てるしかないのです。

どうしようもないんだけど、最終的には作曲家の姿勢と良心の問題ってことかなぁ。
どんな小さなことでも、オリジナリティを求めていきたいですね。
メロディやハーモニーに限りはあっても、アイデアに限りは無いのだ。

偉そうなこと書いてますが、自戒の念をこめて・・・ということで。

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脳の話はわりと好きなんですが、
「火星の人類学者−脳神経科医と7人の奇妙な患者」という本がとても面白いです。
著者のオリバーサックスは、映画「レナードの朝」の原作の著者。
脳の病をもっている7人の患者さん人生の物語です。
例えば、色盲ですべてが白黒の世界に見える画家のお話。
色そのものの概念がわからなくなってしまい、
記憶を辿っても「色」が思い出せなくなり、
食べ物や奥さんもネズミ色に見えてしまった彼は、
やがて色の無い世界に生きることを受け入れて、
画家として表現を続けたのでした。

生まれつき盲目だったある人の物語では、
彼は手術で視力を回復した途端、「見える」世界で生きることに耐えられず、
全てを失い、最後にはまた全盲の平穏な世界に落ち着くことになります。
その人にとって、「空間」という考え方は存在も理解もできないものでした。

こういう話をきいていると、いま僕たちが普通だと思って見ているものは、
結局「普通に」脳が働いているからそう見えているだけで、
逆に言えば、そのせいでもの凄いフィルターがかかってしまっているんだなとも思うのです。
色の概念を持っていない人、空間を知らない人には、
その分全く別のものが見えている。
その別の世界は、普通である僕には永遠にわからないじゃないですか。
想像もつかないっていうのがもどかしい。
見えていないものがたくさんあるような気がして
少しはがゆい気持ちに、なったりするのです。

精神論ぽくて嫌だけれども、音楽作ったりするのは、
そんな見えないものを、必死に見ようとあがいているってことかもしれないなぁ。

昨日はチケットをいただいたので、芸術劇場にオケを聴きにいきました。
演奏者全員、若い女性のオケでした。
華やかでいいですね!
木管無し編成でしたので、サックスがうまく使われていました。
なるほど!

先月、ニンテンドーDSのテトリスを買ったので
作曲に行き詰まったら遊んでいます。
うただひかるさんに対抗して99999999点目指そうと頑張ってみましたが、
時間がかかりすぎて、4分の1くらいで放棄。
終わるまで、途中で脳トレとかできないじゃないか!

それ以来、最近頭の中でテトリスが繰り広げられて困っています。
ボーっとしていると、頭の中でブロックが・・・積み重なって・・・
棒が出てこなくて・・・ああ・・・・棒キターーーー!! みたいに。
病気です。

DSと言えば、新しく出るニンテンドーDSのとあるRPGの音楽を担当しました。
まだ詳細出ていないと思うので書けませんが、
そのうちお知らせします。

なんか、ゲーマーな日記に・・・

秋葉原の事件、大変痛ましいですね。
亡くなられた方、被害に遭われた方、ご遺族の方・・・
突然こんなことに巻き込まれてしまうなんて、本当にお気の毒です。
お悔やみをもうしあげます。
無差別テロみたいなものですね・・・。
この許せない犯人は、25歳だそうで僕と同学年なのです。
僕たちの学年(82年生まれ)って酒鬼薔薇事件とか17歳のバスジャック事件の
犯人と同じなんです。問題の多い学年だと言われもない指摘をされ、
キレる17歳って話題になっていた、その学年なんです。
なんという不名誉。
世の中が嫌になるのには早すぎると思うんだよ、僕たちまだ。

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ネギの子ども達、その後の様子です。
あああああ、かわいすぎる。
里親募集中。早く見つかるといいね。

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パフェです。
記憶がある範囲・・・少なくとも20代になって初パフェな気がします。

最近ブログの更新が滞り気味でごめんなさい。
がんばります!

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