近藤 嶺 official blog

2008年09月

週末は作曲疲れがひどかったので、
ふいに、ちょっと散歩でもしよう!と思い、巣鴨を散歩してきました。
な、なぜ巣鴨なんだ! というつっこみが聞こえてきそうですが
まあ、そういう気分だったということで。
バカ姉弟の舞台だし。


すがも











いちみ











唐辛子のお店。
希望の辛さを言うと、その場で調合して作ってくれます。
「ゆず一味」というのを買いました。
一味唐辛子なのですが、柚子が入っていて風味が最高!

もうちょっと時間があったら、路地裏の猫でも写真に撮ってこようと
思ったのですが、この日は断念しました。

地名の由来は、その土地にカモが巣を作っていたところから、だそうです。
もし巣を作っていたのが豚だったら、すぶた?

明日は福岡です。
飛行機に乗りたくないなあ。

今日の風は、まさに秋の訪れという感じ。

一昨日のレコーディングは無事に終わりました。
今は詳細は言えませんが、お耳に届くのをお楽しみにしていてくださいね。

ちぇろ











チェロ大好きです。
写真は僕のライブやCDでもおなじみの、しょうこちゃんチェロです。

エンジニアさんがミックス作業をしている待ち時間は
ニンテンドーDSで遊んでいました。
そして、いつの間にかスタッフや関係者が対戦に加わり、DS大会に。
テトリスは余裕でしたが、マリオカートで惨敗。
勝てないよ、あんなの。
マリオカートは性格が出るので、人間関係にヒビが入らないか心配です。
基本的にみんなゲーム強すぎるので、そのうちテトリスも追い抜かれる気が・・・

そんな文化祭前夜の様な空気が漂う制作現場。
TDや打ち合わせはその後、翌朝まで続きました。
さすがにちょっと疲れました。
疲れたせいか、スタジオの冷凍庫に隠しておいたハーゲンダッツを
食べたんだったか、食べ忘れたんだったか、さっぱり思い出せません。重症。

そら











昨日のレコーディングでは、オケ楽器の個別録りをしました。

音も顔も性格も知っている人とのレコーディングも安心感がありますが、
新しい演奏者の人と出会って、はじめて録らせてもらう時の
ほどよい緊張感と、新鮮な気持ちもいいですよ。
良い演奏家の人との出会いは、ぼくにとっての宝物です。

最近、生楽器を録らせてもらう機会が多いので、
毎回いろいろな楽器の新しい発見をしています。
で、この楽器のためにこんなフレーズを書いてみたいとか、
より大編成の曲を書きたいとか、欲が出てきてね。
このままだと、自分のソロアルバムとか作るときにどうするの、という・・・

今日はこれから、チェロの録音です。
週末、連休、関係ございません。

写真は、2日前の青空です。

昨日、葉加瀬太郎さんのコンサートを聴きにいってきました。
ツアーの初日だそうです。
いやぁ、さすが、エンターテイナーなお方です。感動しました。
まるでイタリア人の様です。

バイオリンの演奏を聴くといつも感じるのですが、
バイオリニストの方が書く曲って、やっぱりフレーズの動きに特徴が出ますね。
弦楽器の人独特の旋律の動きがあって。
アップテンポでもバラードでも同じです。

ピアノは88の鍵盤を10本の指で演奏できますが、
バイオリンは、4本の弦と4本の指(と弓)しか無いわけで、
そのあたり、無意識に、十進数と四進数的な、感覚の違いがあるのかもしれません。

人類の指が6本だったとしたら、
生まれる音楽は、全く違ったものだったのではないでしょうか。


このところ深夜のミーティングが続いております。
赤坂あたりでは、深夜3時くらいでも、明るいビルがたくさんありますね。
みんな大変なんだな。

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この前いただいた差し入れ、伊達絵巻!
あれ、眼帯していませんね・・・?


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昨日は、某プロモーション映像用に書いたオケ曲の
レコーディングをしました。
この前スコアを作っていた曲など数曲。

実はこの日の前日の夜に会議があり、新曲が必要になったのですが、
会議の終了がなんと朝の4時頃。
始発の電車で帰り、急いで新曲を用意して、追加のスコアを書く。
しかしやってみれば意外にすんなりできるもので、
お昼からの録りには無事間に合いました。

今回は全部の楽器を同時に録る方法をとったので、
指揮もさせてもらいました。

演奏者の皆さんの、曲に対する理解力と
とても柔軟な演奏のおかげで、とても良い仕上がりです!
スタッフの皆さんも、ありがとうございました。
まだこのプロジェクトは、レコーディングが残っているので
完成にむけて頑張りたいですね。

そうそう、それで思い出したことが。

幼稚園の頃、みんなで合奏をする発表会の時に、
指揮をさせてもらったことがあります。
ちゃんとした指揮棒を買ってもらって。
嬉しい思い出でした。

それで、卒園文集に「大きくなったら指揮者になる」って書いたんですよ。

ささやかですが、一応、夢を叶えた!ということになるのでしょうか。
感慨深いよ!

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ばか












「バカ姉弟」という漫画にはまっています。
ちょっと前に1巻だけプレゼントで貰って、それだけあったのですが、
読めば読むほど味がわかるようになって、とうとう全冊注文しました。
っていっても全部で5巻までみたいですが。まだ届かない・・・
ただのギャグマンガではありません。温かくて少し切ない。

そしてこのバカ姉弟の「おねいちゃん」が、かわいくてしょうがないのです。

ふめん











ああ、猫、触りたい。

今日は今度あるレコーディングのためのスコア作りをしました。オケ編成。
1〜2年前に比べたら、編成の大きいスコア作りもだいぶ慣れてきた。
でも相変わらず浄書ソフトの挙動に、謎が多すぎる。おい、Finale!
手書きとどっちが速いのか、未だ微妙な感じです。
全体でみれば、パソコンの方が圧倒的に効率的だけれども。
さらに大編成になったら、浄書屋さんの登場でしょうか。

どうも僕のわるい癖で、音符以外のところにこだわってしまうようです。
例えば、曲名や楽器名のフォントとか。括弧の形とか。
最近、こういう細かい部分のいじり方がわかり始めてきたので、さらに泥沼・・・。
フォントが美しくないと、やる気が出ない。
でも、そんなところは音楽に関係ないだろう!!っていうね。

いつもプリントしてから音の間違いや音楽的な改善点を発見してしまいます。
それだけに、楽譜は偉大な発明だなと、あらためて感じますね。

こういう作業は、基本的には読書感想文の清書をするような退屈なものなので、
どっちかというと気が重いのですが、
終わった時の満足感に比べれば、大したことではありません。

そういえば、さっきある人と電話で話していて、
「音楽を趣味みたいに楽しめれば一番だね」みたいな話が出てました。
まさにその通りで、難しそうなことでも、
自分の中で楽しめる要素とか、こだわり、秘かな企みを抱いていられれば、
どんどん面白くなってくるものです。
そう考えていれば、「産みの苦しみ」って感じない。
「産みの楽しみ」です。

そもそもこういう形で、プライドを持って自分の音楽を作り続ける場を
与えてもらっていることは、とても幸せで恵まれたことです。

がんばります!

でもバドミントンもしたいです。

というわけで「幼年期の終わり」、読みました。
「2001年宇宙の旅」の原作者クラークの古典SFで、
想像していたより面白くて、入りこんでしまいました。
「2001年〜」と共通するテーマを描いているのですが、
こういう、ちょっと哲学が入ったSFの世界観は大好きです。

ずいぶん前に、映画化権が買い取られた(?)そうですが
一向に映画化される気配はありませんね。
そもそも映像化が凄く難しそうです。
SFって、映画化するとほとんどチープな駄作になるんだよなぁ…。
「2001年〜」はちょっと奇跡的だったような気がします。

で、ハインラインの「夏への扉」もそうだったけれどタイトルが良い。
日本語タイトルへの訳し方が上手いですね。
最近の映画なんかは、インターネットの影響で
英題をそのままカタカナにしたものが多いそうですが、
グッとくる日本語訳も捨てたものではありません。
日本人としては、こういう部分で日本語の表現力、独特の情感をうまく発揮して頂きたいですね。

あと「人は食べられて進化した」っていう本も読みました。
ホモサピエンスは他の種に食べられることで進化してきた、というお話でした(そのまま)。


りきゅーる












さて、久しぶりにリキュールなどのお酒をたくさん買ってきました。
真ん中の白いのは、マリブという、ココナッツのリキュールで、
これかなりおいしい。今回のNo.1。
パイナップルジュースなどで割ってみると、合いそうですね。
あとはアイリッシュクリームのリキュールもあります。
どちらも甘くて飲みやすいです。

といいつつ、書くべき曲が溜まっているので
酔っぱらっているわけにはいきません・・・
打ち上げまでは、封印。

じゆうがおか












気がついたら9月。
いつのまに・・・

いまいくつかのプロジェクトが同時進行していて、てんやわんやです。
まわりのスタッフや関係者の皆さん、みんなお祭り状態です。
その中で、とある制作発表会のための映像の音楽を作っているのですが、
これがなかなか大変で、完成までに映像の尺が日々変わっていくので
それに合わせて音楽も常に手を加えていかなきゃいけない、という
気の抜けない毎日です。
細かい部分にこだわりがあるので、何が何でも最高の形に仕上げたいですね。

ちょっと違うところでは、今成佳奈さんのコンサート用アレンジと弦のスコア書き等も。
こちらは短時間で集中したので、もう終わりました。

ここ最近、寝る時間が少なかったせいか
電車の窓にうつってる自分の顔をみたら、
予想外にげっそりしていてびっくりした!
目つきが危なかった!
誰だお前!って思った。
自分ではとても元気でスッキリしていても
周りからみたら、そろそろ疲れた負のオーラが
出始めているかもしれないので、頑張って寝ようと思います。
幸いなことに、体調はとても良いです。夏バテもしていません。

でもいま一番したいのは、読書なんだよね。
そしてバドミントン。寝る暇ないっての…。

そんなわけで、ばたばたと制作をしていますが、
秋から年末にかけていろいろお知らせできると思うので
楽しみにしていてください。

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