去年末に久しぶりに体重を計ったら
５キロくらい太っていて喜んでいたんですけど、
最近、お腹がフワフワしてきたような気がしたので、
忘れがちだった腹筋でも頑張ろう・・・と心に決めた今日この頃。
うちはマンションの一番上の階なので、
最近は、なるべくエレベーターを使わずに階段で上り下りしてます。
外で体動かすには、まだ寒いからねぇ・・・

先週あたりまでかなり深夜型の生活でしたが、
頑張って朝方の生活に戻しました。
ここしばらく、まだ暗い明け方に起きて
作曲したり読書したり、時間があれば映画のDVDをみたりしてます。

これくらいの時間だとまだ世間が静かなので、集中しやすいかも。
この、急にやってきた健康的な生活、いつまで続くのやら・・・

去年の春頃からずっと続いていた、ある大作ゲームの音楽の仕事が
ようやく終わります。発売は秋くらいかな？　またお知らせしますね。
何かプロジェクトが終わる時っていつも、達成感と同時に寂しくなるんですよね。
とはいっても、寂しがっている間もなく、次の仕事へと突入していくわけですが。

コーヒーの克服はともかく、
もう一つ、今年の目標？教訓？は、「生き急がない」ことです。
すごい言葉・・・
別に死が迫ってるわけじゃないんですけど。120年生きますけど！
最近でこそ、ゆったり物事を考えられるようになりましたが、
「こうしなきゃ、ああしなきゃ」っていうのがあると
たまに空回っているので、「生き急ぐな」って言われます。
めざせスローライフ。

でもさぁ、作曲の本を読んでても思うわけです。
何百年もかけて進化してきた音楽の世界を
一生勉強し続けたって全部知ることはできないよなぁ、
例え全部知り尽くすことが出来ても、
一生のうちで、自分の作りたい音楽を全て形に残すことはできないよなぁと。
だって、あの世に行く瞬間に、メロディとか浮かんできそうじゃないですか！

そう考えると、一日が48時間くらいあっても足りないって
思ってしまいます。

そうそう、仮に、一日が48時間のもう一つの地球があったとして、
そこの人類が48時間に一回寝るだけで過ごせたとしても、
彼らは僕たちの倍の寿命生きることができるのか、
生きられる日数が半分になるのかは、不明なのだそうです。
生物の寿命の基準が、日数のサイクルなのか、
絶対的な時間の長さなのか、解明されていないらしい。

寝るのは好きだから、後者だったら困るなぁ。

バッハあたりの作曲技法の本を読み返していたら、
朝になっていました。
で、カフェラテの行列ができていました。

こういうカフェラテとか、たぶん一度も飲んだこと無かったんですが、
思ったより美味しくて、ここ２〜３日ハマり中。
そもそも僕、コーヒー飲めないんですよ。苦手なんです。

でもちょっと待って、徹夜で仕事しなきゃいけないことが多々あるこの業界にいて
コーヒーが飲めないって、じつは損してるんじゃないかと。
眠気に負けちゃうだろ！と。
作曲家としてダメだろ！と。
打ち合わせなんかで、出てきますしね・・・。

そんなわけで、今年の目標の１つにコーヒーの克服っていうのがあるので、
じゃあまずはカフェラテから挑戦してみるか、ということです。
で、美味しかったと。

たこ焼きを作ってみました。
しかし・・・たこが無かったので、お餅とか豚肉を入れてお茶を濁しました。
たこ焼き。たこが無ければただの焼き。

新年早々、忙しく過ごしております。まあ、良いことだと思います。
そんな今日この頃、困っていることは、Macで作曲用のファイルを開く時に
１０分くらい待たされることです。
オーケストラメインの楽曲だと、楽器の読み込みだけでかなり時間がかかるのです。
一度完成したと思って、ソフトを終了した後に修正箇所を見つけて、
また起動に１０分くらい待たされるという・・・非生産的な時間の浪費。
一瞬で立ち上がって、一切待ち時間の無いパソコン、早くでませんかねぇ。

そうそうようやく「ダークナイト」を観ました。
期待しすぎていたせいか、思ったほどではなかったですが、
ここ最近の映画の中ではかなり良かった。
音楽も面白いアプローチがあって刺激になりました。
その部分を、ハンス・ジマーが書いたのか、ジェームズ・ニュートン・ハワードが書いたのか、
気になるところです。
音ばかり聴いていたせいで、話の半分くらいしか理解していないかも。
ジョーカー役の怪演がお見事。

鞄の奥からマッキーペンが６本も出てきてびっくりします。

仕事でお世話になっている皆で、初詣にいきました。
一人一人名前を読みながら身体健固のご祈祷をしていただいて、
お札ももらいました。さっそくスタジオに置いてみます。
こういうのって目に見えないですが、なかなか気持ちの良いものですね。

実は、僕の実家のお隣はお寺なのです。
小さい頃から、太鼓や鐘でお経を唱える音がいつも聞こえてきたので、
そういう音を聴くと、懐かし〜い気分になるんですよ。
お香の香りとかも。

今日は一日ミックスをしています。
ご存じのように音楽制作には、おおまかにいっても、
作曲→編曲→レコーディング→ミックス→マスタリングなどの工程があって、
で、僕のような立場の作曲家は、作編曲からミックスくらいまで
自分でやってしまうことがほとんどです。
この最後の仕上げでもある「ミックス」が、楽しいと言えば楽しいんだけど
・・・あまり好きでも無くて。
音量の調整や、一つ一つのパートの音質を整えていくわけですが、
一人でやってると、作業自体、ミックスなのか、作曲なんだか編曲なんだか、
境界線が曖昧なんですね。

例えば、クレッシェンド一つとっても、アレンジ上のクレッシェンドと、
ミックスでつけるクレッシェンドって、全然違うわけです。
フォルテで演奏したフォルテの音と、メゾフォルテをフェーダーで持ち上げたフォルテの音は
当然別物なのです。
書かれた時点で音符が整理されていれば、悩むことは無いのですが・・・
どうしても自分でミックスをすると、時々、作編曲の部分に立ち戻ってものを考えてしまうので
なかなか腑に落ちるまで一筋縄ではいかない。
最後の仕上げだから、強い意志と集中力が必要なのです。
エンジニアさんにおまかせするときはなんて気が楽なんだろう。

そんなことを今やっています、という話でした。

観たいDVDが溜まり過ぎたので、音楽が良いと聞いた「ダークナイト」を借りに行ったら
全部貸し出し中でした。がっかり。