近藤 嶺 official blog

2010年11月

ドヴォルザークの「新世界より」は名曲なんだけど
3楽章の民謡風のメロディーが、なぜかお菓子の“カールおじさんの歌”に聞こえて
どうしようも無いです。 
毎回そこにくると頭の中でカールおじさんが踊り出すので非常に困る。

今日は新たな仕事の打ち合わせをいろいろと。
事情により、iPadで映像を流しながらiPhoneで音楽をポン出しするという
ハイテクなんだかアナログなんだかよくわからない
面白いミーティングでした。
また楽しい曲作りができそうです。

打ち合わせ前にケンタッキーを食べ、
終わってからステーキとパンをご馳走になりました。
だいぶ体の中がカロリッシュです。
でもこの1〜2週間は特に忙しくなりそうだから、これでも足りぬよ! 

びじゅつかん











母がiPadを使い始めるということで代わりにセットアップをしているのですが、
いや〜面白い!じっくり触ったのは初めてかも。
アプリも豊富で、アイデア次第でいくらでも活用できそうです。
筋金入りの?Macユーザーである私ですが、未だiPhoneもiPadも使っていません。
それほどの必要性を感じないまま今に至ります。
でも手にとって触ってみると無意味に欲しくなる魅力があります。
音楽制作アプリも出ていますが・・・まだオモチャの域っていう印象なんですよね。
逆にそういう遊びな感じこそが、いいのかもしれませんが。
楽譜関係がもう少し充実したら便利だけど、
個人的にはMacbook Airの方が仕事には活かせそうかなぁ。
この秋は出費がかさんだのでしばらくは様子見ですが。

先日、国立新美術館の「ゴッホ展」を観に行ってきました。
ゴッホはあまり詳しくなかったので、じっくり鑑賞できて満足です。
展示作品数がかなり多く、ゆっくり観ているとすぐ数時間経ってしまう勢い。
やっぱり大人気なんですね。人がかなり多く混雑していました。
入場するのに20分くらい並んだほどです。

それだけ人が多いと困った人もちらほらいたりして、
なんか「デートの流れでとりあえず来てみたっす!」的なノリの騒がしいカップルやら
作品の前でキャーキャー関係ない話をしている女子会的なノリの集団やら、
本当に作品観たくて来てんのか! と言ってやりたくなりましたが、
大人なのでスルーしました。
というより、全体的にざわざわしていたのが残念です。

内容は素晴らしくて、ゴッホの初期から晩年まで
生い立ちに沿って時系列に作品紹介されていました。
好みでいえばわりと初期の方が好きな作品が多いです。
でも音をつけろと言われたら晩年の方がイメージ湧くなぁ。
この人、作風の変化が激しかったのですね。

音楽でも美術でもそうですが、クリエイターの作風の変化の過程がわかると
その人の生き様が垣間見えて面白いですね。
ある時を境にガラッと作風が変わるような人もいます。
何を思ってそこに至ったのか、想像するのが好きです。 
まぁ本人にしてみたら「ほっといてくれ!」って気持ちだろうけどね。

国立新美術館のデザインが良いんですよ。
こういう家に住みたい。

最近早寝早起きで気持ちが良いです。
しかし寒いですね。
周りでぼちぼち風邪が流行っているようですが、
皆さんは大丈夫ですか?

表参道ヒルズの近藤慶子作品展へお越し下さった方、ありがとうございました。
僕はたまにしか顔を出せませんでしたが
なかなかの好評だったようです。


ひるず










表参道ヒルズのイルミネーションです。
もうこんな季節なんだよねぇ。
気がついたら夏が終わっていて、気がつけば年末が目の前・・・
今年のラストスパートも、いろいろと忙しくなりそうな予感。
今のうちから一つずつタスクを片付けておかないとなぁ。


はな










自宅スタジオに赤い花をおきました。頂き物です。
ちょうど部屋の色合い的に、赤色の何かを置きたかったので
いまのところ良い感じですが・・・
電磁波飛び交うこの部屋で、ちゃんと育ってくれるのだろうか。

ちなみに2年前に買ったパキラは超元気で、もっと増やそうかどうか検討中。
パキラは本当に丈夫でえらいよ。
光合成したいよ。


れば










先週、渋谷界隈で食べたレバ刺し。

最近有り難いことに、思いがけない方々から「ブログ読んでます」 と
言われることが妙に多いので、
もっとちゃんとしたこと書かなければ!と緊張感をもってみたりしたのですが、
結局こんな内容ですね。またレバ刺しかよっていう。
・・・まあいいじゃないか。

さて先日、無事に誕生日を迎えました。
お世話になっている皆様に改めて感謝!
メールなどくださった方ありがとうございます。
新しい一年の抱負をいろいろ決めたのですが、その一つは「冒険をすること」です。
今まで自分が出会ったことのない物事を、たくさん見つけて味わってみたいと思います。
そして良い曲書きます。

okamiden_ost









「大神伝 〜小さき太陽〜」オリジナル・サウンドトラックが、
11月10日に発売されます。

e-capcom 「大神伝 〜小さき太陽〜」オリジナル・サウンドトラック商品ページ

本作の音楽を作る際、まずDSの音源で再生することを前提とした
(発音数、パート数などの技術的な制約を踏まえた上での)楽曲デモを制作して、
その後にDSへ組み込み、大神伝の世界観が再現できるように調整を施しました。

このサントラには、DS内蔵音源へ変換する前のデモ音源を再調整し収録しています。
楽曲そのもののリアレンジ(サントラ収録にあたっての加筆等)はしていませんので
本編BGMに忠実な形で、より高音質、本来の楽曲イメージに近い形でお楽しみいただけます。

また、一曲一曲が長めに収録されていますので、ボリューム感あります。
(全曲3ループ程度入れて頂いていて、びっくりしてしまいました・・・) 

ライナーコメントでは文字数の都合もあり書ききれなかったこともあるので、
またいろいろ思い出したら触れたいと思います。


ところで東京ラーメンショーがわりと近所だったので行ってみたのですが、
人が多すぎてそれだけでお腹いっぱいでした。
ラーメンは塩味が一番好きです。
が、ほとんどフィーチャーされることが無いので残念です。

P1010958











「24」ファイナルシーズンに未だ手を出せずにいる今日この頃です。

ウィーンフィルの来日公演を聴きにいきました。

アンドリス・ネルソンス指揮。アンリ・トマジのトロンボーンコンチェルトなどの
ユニークな選曲も良かったですが、メインプログラムのドヴォルザーク「新世界より」が
特に最高でした。あんなドヴォルザークは初めてです。
若い指揮者のダイナミックさもありながら、品格と透明感と調和に溢れていました。
鳥肌が立って涙が出ました。
わりといつも、仕事柄なのか、音楽の構造を聴いてしまう癖のせいで
素直に音に浸れないことが多いのですが
そんなことすっかり忘れましたね。
うーん、僕の語彙の無さでは感動をうまく表現できないのが残念です。
物心つく前から、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートをいつもテレビで見ていて
これまでも生演奏聴きたかったのにチケットを逃しっぱなしだったので
聴きに行けてよかったな。来年もまた来日してくれたら聴きたい。
できたらそのうち、ニューイヤーコンサートも聴きにいきたいです。

そんな演奏を聴いてしまったので、シンフォニーを書きたくなりました。
たまにはのんびりと書いてみようかなあ。 
もちろん、仕事とは別でね。

写真はホールのバーで飲んだワインです。
日本でホールの中にドリンクコーナーを作ったのは、サントリーホールが初だそうですね。

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