近藤 嶺 official blog

2012年09月

秋到来。

今くらいの過ごしやすい時期がもう少し長く続けば良いのに、といつも思います。

しばらく台風などは心配ですが。


先日、アボカドを大量にもらったので、毎日パスタやアボカドマグロ丼を作ったりして

もう一年分くらいはアボカドを食べたような気になっていて

しばらく顔も見たくないのですが

残った種をどうにかしよう、ということで鉢に埋めておいたら芽が出てきました。

玄関の一角で健やかに育っております。

しかし、そもそもアボカドの生態をよくしらないので、
どんどん上に伸びて天井を突き破らないか心配です。


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とあるサウンドトラックCDのマスタリングにて。

マスタリングは、音楽をCDにする前の最終段階の音質調整。

曲間の秒数などもここで決めていきます。

もう何度も作曲やTDの段階で聞き飽きた曲のはずなのに、

わずかな調整で音が変わり新鮮に聞こえるのが面白い。

足りなかった最後の1ピースをピタッとはめて頂ける、そんな快感です。

この時はほとんどエンジニアの方におまかせでしたが、とても良い仕上がりでした。


お話を頂いてから作曲に取りかかる前の構想に始まり、

曲を書き終わり、これだ!と完成系が見えた時。

録音で演奏者の素晴らしい演奏に出会えた時。

トラックダウン、マスタリングを経て、音を皆さんにお届けできた時。

それぞれの段階に、違った幸せがあります。

どれか一つでも欠けてしまうことのない制作を、続けていきたいものです。

そう思うほど、「もっとこうしたい!」と掻き立てられる欲望も際限がありません。



最近有酸素運動不足なので、早朝に散歩→慣れたらジョギング という流れを視野に入れ

意気込んで始めてみました。3日で飽きてしまいました。どうしたらいいでしょうか。

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我が敬愛するドビュッシーの企画展、
ブリヂストン美術館の「ドビュッシー・音楽と美術ー印象派と象徴派のあいだで」。
前々から行かなくてはと思いながらなかなか時間が取れなかったのですが
やっと先日観に行けました。
ドビュッシーと同時代を生きた、彼とゆかりのある画家
(有名なところだとモネ、ルノワールなど)の作品と
彼の音楽との関わりと影響について、時代に沿って紹介されていて面白かったですね。
一番の感動は、ドビュッシーの手書きの楽譜をいくつか間近で観られたことです。
心が震えた! 
生誕150周年だからということなんでしょうけど、
こういう音楽を軸に当時のアート全般を掘り下げる美術展って珍しいですよね。
もっと増えてほしい。でも少しマニアックになってしまうかな…

8月は作曲中心に籠もり気味で過ごしていたのですが
新学期に入り、いろいろなことが動き出したような雰囲気です。新学期全く関係無いけど。
今週、来週と新たな打ち合わせやマスタリングの立ち会いなどあるので
張り切っていきたいと思います。

この秋は、いろいろお知らせできそうなことが控えています。お楽しみに。

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