近藤 嶺 official blog

2013年11月

早くも年末に向けてバタバタとしてきました。
今年も毎年恒例の「気がついたら年が明けてる」現象が発動しそうな気配です。
慌てず焦らず消化していかなくては。

steve

少し前ですが、映画『スティーブ・ジョブズ』を観に行ってきましたよ。
役者さんが、モデルとなった実在の人物達にそっくりでいいですね。
ドキュメンタリーを見ているよう。 
僕はアップルとジョブズ氏に纏わるエピソードが大好きです。
別に僕がWindowsの使い方がさっぱりわからないから、というわけではない。 
自分がリスペクトする人物を3人挙げろと言われたら、
迷わずスティーブ・ジョブズを入れたいくらい、
彼の生き方や、物作りに対する揺るがぬ信念や美学には心を打たれるのです。
作曲や音楽作りに通じるものがあるんですよね。


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さて、「ダンボール戦機ウォーズ LBXバトルサントラ」発売となりました。
「ダンボール戦機」シリーズは、その世界観の中で
比較的自由に音楽を作らせて頂いている作品。
ウォーズでは「戦争」が全体的なテーマになり舞台も一新されたので、
前作、前々作では敢えて避けてきたハードなサウンドや、
少し大人びたテイストを盛り込みました。
これまでと比べて、重量感のあるミリタリーな世界観を感じて頂けるのではないでしょうか。

制作当初、新しい展開に合わせて、根っこの部分は引き継ぎつつ、
前作まで使用してきたダンボール戦機の主要なテーマフレーズを一度封印しました。
でもやっぱり、LBXの物語はバンとヒロ達の活躍からウォーズに至るまで
色々な想いが繋がっているよね、と僕は思うので
要所要所で前作までのフレーズを使っています。
例えば『虚しき交戦の中で』の中盤に遠くで聞こえるオブリガートや
『戦勝の先へ』のサビではバン君のLBXのテーマが鳴っていたり、
『Proxy War』『決戦、変革の境界にて』の裏メロで
『希望と絶望の狭間で』のモチーフが微かに顔を出したり・・・
内容に関わる細かい話は控えますが、そんなところも楽しんで頂けたら嬉しいですね。

(ちなみにこれは演出サイドの総意や作品のオフィシャルな意図ではなく
 ただの近藤の個人的犯行ですのであしからず)

あ、あと・・・今作ではありませんが、
一作目の「ミソラ商店街」の曲の伴奏部分は、ミとソとラが軸になっています。
ほんの一部の方だけ気づいてくれます(笑)
細かすぎて伝わらない小ネタですみません。

寒さでサボっていたジョギングを久しぶりに再開したら、足が痛いです。 

ちょうど一週間ほど前ですが、
打ち込み用に10年ほど愛用していた電子ピアノの調子が悪くなり・・・ 

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修理してもらえなくなるのを覚悟で、
何とか直せないものかと自分で分解してみたものの、復活ならず。
塗装も剥がれていた程なので、これはもう新陳代謝の時期なのかな、ということで
泣く泣く新しい鍵盤探しの楽器店ツアーをしていました。 
この機種のタッチが好きだった。

僕は2歳からY社のピアノとキーボード、エレクトーンなどで育ってきたので
今回も当然そのつもりで探していたのですが、
どうにもサイズや機能的にマッチする機種が無く
冒険心でR社のキーボードを試奏。
メーカーによってタッチと音色の傾向は全然違うのですが、
思ったより好印象だったので思い切って購入しました。
ええ、購入したのです・・・が、その日は帰ってからずっとモヤモヤ。
慣れたタッチを手放す罪悪感。
どんなにPCやソフトが進化しようと、手に触れるものは変えられないぞ、
本当にこれで良かったのかと一晩不安で眠れない夜を過ごし(大袈裟だな!)
再びお店を巡り、やっぱりY社がいい・・・と、はた迷惑な優柔不断っぷりを発揮して
結局、楽器屋さんにゴネて返品やら交換やら対応して頂き、
ふわふわと制作環境が落ち着かないこと数日。
ようやく・・・納得できる少し新しい環境が整いました。

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おかげで何日か作曲が滞ってしまったので、今週はエンジン全開で書きます。


先週は関西方面へ出張もありました。
いつも大変お世話になっている方々、リスペクトな方々にお会いでき、
刺激を頂いて帰ってきました。時間が取れず、日帰りだったけどね。

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にしん蕎麦です。とても美味しいです。


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こちらは実家から送られてきました、猫全員集合の図。
だまし絵ではありません。
左から「もずく」「やぎ」「だいなごん」・・・右奥が「めかぶ」
右手前が「ちどり」。
僕もそろそろ把握できなくなっております。
なんか一匹増えているし、もう何がなんだかよくわからない。

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