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今日は昼から夕方までずっと打ち合わせをしていました。
5時間近くミーティングしていました。にゃひー。

その後、一旦家に戻り所用を済ませ、原宿のJET ROBOTに向かいました。
僕の尊敬するコンポーザー、プレイヤーの小西徹郎氏が
「INPRO JET vol 2」というインプロイベントで演奏されるという情報を手に入れ(笑)
これは絶対行かなきゃいけないぞ!とビビっと直感し、
いそいそと出かけたのであります。
ちなみに、徹郎さんは前回の僕のライブに来てくださった時に初めてお会いしたばかりで、
ようやく生演奏を聴けるということもあり、
どんなセッションになるのかな?とワクワクしながら開演を待っていましたが、
始まった途端から、一気に異世界に飛ばされました。
今回、サイケデリストのTOMO氏を中心とした民族楽器がメインの1stセットと、
LAPTOPのLinco氏による電子音をベースに舞踏やトランペットが絡む2ndセット、
そして、小西徹郎さんのトランペットソロから始まり、
総勢十人以上のパフォーマー(ヴァイオリンから舞踏、ベース、口琴まで様々!飛び込み参加あり)総出演の
3セットと別れていたのですが、どれも本当に素晴らしかった。

全く楽譜の無い世界なんですよ。improvisationですから。予定調和は何も無い。
なのに、どうしてあんなに凄まじい緊張と緩和の波が押し寄せてくるんだろう。
まさに「剥き出しになった音楽」の美しい凶暴さと、鋭い繊細さを感じました。
音楽の本質を突きつけられた気がして、僕は途方に暮れたのです。
インプロの真骨頂を味わいましたね。
何より楽しい。
一流のアーティスト達が、誰より楽しみながら演奏して生まれる音は、
メロディとかハーモニーとか、そんな次元を越えて、
無条件に体を痺れさせる力を持っているのですね。

3セットともに、素晴らしいバランス感覚とセンスで絡んでいた
徹郎さんのトランペット演奏、本当にかっこよかったですね。
しかも、ベースも華麗に弾いておられました。多芸過ぎます!

僕も持ち運べる楽器が心底やりたくなりました。

そう、今日のお昼からのミーティングの中で、ライブをするということに関して
ずっと考えていたのです。
この夜、その答えの一つを、教えて貰いました。
徹郎さん、他の出演者の皆さん、素敵な夜をありがとうございました。