気がつけば7月。
東京は不意を突かれる天気が続いております。

先月は10代の頃お世話になった先生との10数年振りの再会が続いたり、
昨年から続いていたプロジェクトが追い込みに入っていたり、
節目の会議があったり、新しく制作の計画を立てたり・・・と、
一年の折り返しを慌ただしく、濃く過ごしていました。
そして色々と縁というものを感じることの多い今日この頃。 


1407021

東京都美術館の「バルテュス展」も無事に観に行けました。
バルテュスの作品、センセーショナルな部分が取り上げられることが多いようですが、
僕はあまりそういう印象は受けなくて、
独特のデフォルメされた構図や猫のモチーフの方が印象的でしたね。
プロの猫釣り師を目指す身としては、気にせずにはいられません。


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打ち合わせ前の栄養補給(?)
2月に書いた、名古屋発祥のコメダ珈琲店。東京にもあるのですよ。


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近頃、日本酒が美味しいです。
ビール→カクテル作り→スパークリングワインと変遷を経て、ようやく。
でもまだまだ銘柄や味を語れるほどではないのです。
「サラッとしていてフルーティーですねぇ」みたいな薄っぺらいコメントしか言えません。
焼酎も最近は飲めるようになってきました。
大人になってからでも味覚は変わっていくのですね。
味覚だけでなく、五感は変わっていくのです。
変化はしても退化はしないようにしなくては・・・

ところで、「退化しないように」というところで最近悩んでいるのが、
作曲のスケッチやメモ書きです。
今まで小さい五線ノートを何冊も使っていたのですが、
Macでささっと楽譜を画像データにして、
MP3と一緒にクラウド(Evernoteとか)に放り込む
というやり方も試していて、素速い検索性や場所をとらない、
ゴミが増えないところはかなり便利なのですが、
感覚的に「どこに何が置いてある」という実感が乏しいうえに
楽譜を書く、読む、という大切な部分を端折ってしまうので
これはどうも自分には向いていないかな、とも感じたのでした。
不便であるから得られるものというのは当然あるので、難しいですね。
結局は、適材適所になりそうです。