近藤 嶺 official blog

カテゴリ: 日記

ブログを4年半ぶりに・・・

・・・4年半て。

高校受験を頑張っていた若者たちが、もう新社会人になっている頃合いですね。
どうか皆さん、新生活を楽しく満喫してください。

さて、コロナ禍で大変な4年間でした。
久しぶりにログインしたらブログの設定方法がわからず、
適当にさわっていたら、知らない外国の街の写真になってしまいました。
なんか意識高そうなのでしばらくこのままにしておきます。

訪れてくださった稀有な方には申し訳ない想いでいっぱいです。


Twitterを使い始めるとブログを放置してしまうのはあるあるだと思うのですが、
例え誰にも読まれずとも、ある程度まとまった文章をストックしておくことは
自分の足跡、軌跡として多少なりとも意味があるかなと思い直しています。
(過去の投稿をみれば餃子の写真くらいしか載せていないのに、恥ずかしい)

あと、文章も音も、人生も(?)、
ネタを小出しにせず溜め込んだ方が創作エネルギーは発露しやすい。
(過去の投稿をみれば猫の写真くらいしか載せていないのに、目も当てられない)

あと、腰痛が発露しやすい。 

まぁブログはともかく、音楽作りでは明らかにこれは真理ではないかと思います。
今は手軽に思いついたアイデアを形にして発信できる幸せな時代ですが、
アウトプットを小出しにすると、そこで終わっちゃうんですよね。

僕が10代だった頃はSNSがなかったから、作曲は今よりずっと孤独な作業でした。
作ったものを誰かに聴いてもらうにはCDに焼かないといけないし、
そもそも不特定多数の耳に触れる機会を作るのが難しかった。
だから、もう鬱屈としてくるわけです。
煮込んで煮込んで、煮詰まってドロドロになって、そのまま干からびる勢いでした。

しかし当時SNSがあったら、その鬱屈が適度に解消されてしまって
果たして今のような(屈折した)情熱が維持できたかどうか怪しいものです。

不思議なことに、当時と比較してクリエイティブへのモチベーションの変化は感じませんが、
どれだけ環境が便利になっても、あの頃のドロドロ感は持ち続けていたいなと思うのでした。
はい、今日も干からびる勢いで曲を書いているよ。

しなやかに変化を受け入れながら、いつまでも芯は持っていたいと思います。
ほどほどにこだわり、ほどほどに身を任せて。
というわけで、2004年からダラダラと残っているこのブログ。
背景が知らない外国の街の写真になりましたが、気にしません。

ごく限定的な意味でいえば、五線紙とペンがあれば作曲家は仕事はできるのですが、
イマドキはそんなスタイルは通用するわけもなく。
だから今日も僕達は機材に囲まれる。
昔から、カフェや公園で仕事をする、というのに凄く憧れています。
Macだけ持ってさ、スタバでドヤ顔しながら何か書くみたいなさ。
ふらっと放浪に出て、旅先の新鮮な気持ちでサササ〜、みたいなさ。
湖のほとりを歩きながら、ふとメロディーを口ずさんで五線紙にサササ〜みたいなさ。

残念ながら今のところ叶わぬ夢なのです。グランドピアノをジャラ化してくれませんかね。 
この駄文を書くためにわざわざシャレオツなカフェまで出かけるという気もしませんので、
自宅スタジオよりお送りします。

8月の色々。

先週末は、中学時代に大変お世話になった先生方のご縁で
教育関係の方、学校の先生方が大勢集まる総会でゲスト演奏をさせて頂きました。
クローズドなコンサートでしたが、オリジナルを5〜6曲と即興演奏を少々。
 
そんなわけで地元岡崎に帰っていました。毎度の事ながら、とんぼがえりで。

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懐かしい先生方、皆さん変わらずお元気で本当に嬉しかったです。
僕が作曲家の道を志した時に応援してくださった先生方なので、原点に帰った想いです。
その頃に作った曲も演奏しましたが、当時とは音の先に見えた風景が違いました。

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楽屋で時間を持て余す私。


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お弁当で復活しウェーイな感じで調子に乗り出した私。 
(しかしウェーイ感は出せず) 


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帰る前にはお約束のスガキヤを。

少しだけ実家を片付けしていて、2000年〜2001年頃の日記を発見。
そのまま置いておいて、死後に誰かに見られるのも恥ずかしいので回収してきました。

2000年から書き始めた日記は、2001年の途中まで手書きで書いていて、
2001年後半から、Macのテキストで残すようになったんです。
ちなみに、それから今日に至るまで毎日日記書いていますよ。
今は日記と言うより、制作記録や出来事の覚え書きのような形ですが、
当時は、日々の心境や毎日観ていた映画の感想なんかも書いてあって。
「○○の音楽が全然良くない、自分の方がいい曲書ける」
みたいな生意気なことも書いてあって。
当時の近藤少年(?)に言いたいことが相当ありますが、それはおいておいて。

その手書きの日記なんですが、精神状況が文字に表れていて凄く面白いんですよ。
やっぱり悩んでいる時は文字が雑で、投げやりな感じで、文字に感情が宿っているのです。
これから日記書こうかなっていう人にはぜひ手書きで書くことをおすすめしたいですね。
後で読み返した時の情報量が違いますよ。


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こちらはその話とは関係ないのですが、
ピーターラビットの全集を図書館で借りました。
ピーターラビットは小さい時に一番読んでいた絵本で
おそらく僕のおかしな感性を形作った大きな要素の一つだと思いますが、
いつかあの小さい絵本を大人買いしようと夢見ていたら、
こんな大きな全集もあったんですね。
買おうかどうしようか迷っています。まぁ買いますね、近々。

という感じで、原点回帰、自分のルーツに立ち戻るような出来事が多い
今日この頃でした。
そろそろ、そういう年頃なのかもしれません。
どういう年頃なのか、よくわかりません。

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わりと今でもそうなのですが、映画を観たら必ずパンフレットを買っていたので、
そこそこ大量に残っています。これはほんの一部。
捨てられないし、どうしたらいいのか。


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おまけ。夏バテ気味のヤギです。ヤギですがネコです。 

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そして「スナックワールド トレジャラーズ」発売されました。

 「スナックワールド トレジャラーズ」発売されました。
大事なことを二回言いました。
よろしくどうぞ。

とっちらかった内容になりました。
やっぱりカフェでドヤ顔しながら書かないとダメなんだな。

ご心配をおかけしていますが、その後も今年は花粉症の症状がほとんど出ていなくて
たまに目が痒いかなぁ、という程度ですんでいます。

先日は某プロジェクトのご祈願とパーティーに参加してまいりました。

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 関係各位の心が一つになった、そんな気がします。

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神社前の売店でかわいい招き猫と目が合ってしまったので、
ついつい買ってしまった。
別にコレクターというわけではないのですが・・・
小さい招き猫を見かけるとつい買ってしまう傾向がありまして、
家の玄関の担当者が二匹に増えました。


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こちらは実家にいる招かない猫たち。
招き猫どころか、ねこ団子。 

さて、曲書きに戻ります。 

今年も残り数時間となりました。

今年も大変多くの方に支えて頂き、ありがとうございました!
2014年のお正月に立てた目標を、どれだけ達成できたかはわかりませんが 
振り返ってみるととても充実した学びの多い一年でした。
関係各位と、応援してくださる皆さまに感謝しつつ
来年もより大きな一年になるようごりごりと進んでいきたいと思います。

楽しい忘年会の後も年末ギリギリまで作曲で鍵盤に向かっていましたが、 
なんとか、自宅スタジオの大掃除も先ほど完了・・・あ、ワックスかけてない・・・
去年は仮眠をしていたら年が明けていたみたいなので、
今年はもう少し落ち着いた年越しを迎えたいと思います。
そして元旦から気持ち新たに、曲を書きます。


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来年もよろしくお願いします。
皆様、インフルエンザにお気をつけて、良いお年をお迎えください。

ワックスかけてない・・・ 

先週は鋭意続行中の曲書きのほかに、久しぶりにお世話になっている方にゆっくりお会いするなど
色々と濃い一週間でした。
週末には地元岡崎へ帰郷。そのわけは・・・
 
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僕が通っていて、25年以上経った今でもずっと温かい応援を頂いている岡崎市の愛隣幼稚園。
その創立100周年記念式典がホールでありまして、ピアノコンサートをさせて頂きました。
100年という長く重い歴史の節目に演奏できる機会を頂けて大変光栄です。
ソロアルバムや最近の曲、10年くらい前に幼稚園のために書いた曲などを8曲ほど演奏しました。
温かい雰囲気のおかげで、弾いていて楽しかったです。

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こちらはリハーサル中。この日は暖かい陽気で助かりました。
せっかく買ったカイロを持ってくるのを忘れてしまったのです。

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本番前の楽屋にて。
ありがとうございました。

今回は一泊二日。終わってからすぐ東京に戻ったので、
相変わらずばたばたとしていましたが・・・
他にもネタがあるので(どれもくだらないのですが)また第二弾で書きたいと思います。

そういうわけで、

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ヤギと、

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もずく、です。
1年前にあんなにアイドル顔負けの愛想を振りまいていたもずくですが
どうやら思春期に入ったそうで(?)少々ツンツンしておりました。
しめじ、めかぶも、なかなか懐いてくれません。
だいなごん、ちどりに至っては、ほとんど顔を見せてくれませんでした・・・
一泊じゃ仕方ないですかね。二日目は少し警戒が解けていましたけど。
わけがわからなかったらすみません、食材ではなくて猫の話です。

ここしばらくずっと制作続き、スタジオ籠もり気味で
外出の気分も時間もなかなか無かったのですが
ありがたいことにそういうときに限って(勿論良い意味でね)いろいろお誘いをうけるもので
先週は久しぶりに恩師にお会いしたり、友人とお茶などしてリフレッシュできました。
僕、基本は引きこもりなもので。
 

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こちらは、友人チェリストの石崎翔子ちゃん。
よく海外にいく彼女から、NYのお土産をいただいた。
(写真を載せようと思ったら、もう食べてしまった)
久しぶりの近況報告がてら、僕が普段行かない神楽坂近辺を案内してもらいました。
ノリは“正直さんぽ”です。
神楽坂はオシャレと古き良き渋さが混在していて、非常に面白い!

翔子先生は数年前のソロライブでご一緒して以来、
チェロの演奏ではいつも無理なお願いに応えてくれて、素敵な音を吹き込んでくれます。
僕の3枚目のアルバム「AQUA」や、
「ダンボール戦機」の「父が託した想い」のピアノ&チェロバージョン
(僕のお気に入りなのだが、残念ながらサントラには未収録)
などでも演奏していただいています。

久しぶりにコラボを、という話などしておりました。企画中です。


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週末は、もう10年ほどの付き合いにもなるクリエイター仲間の友人達と、秋葉原を散策。
それぞれやっていることやジャンル、スタンスはバラバラなのですが、
基本的に凝り症でカスタマイズ性のある趣味にのめり込む、という点は共通していて面白い。
そういう人達が秋葉原を散歩すると、なかなかカオスです。
 

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道中、立ち寄ったカフェバーでつまんだ「クジラのたれ」。
「クジラのタレ」って、何かタレ的なものが出てくるのかと思ったら
鯨版ビーフジャーキーのようなおつまみでした。
若干クセがありますが、ビールや日本酒と一緒に楽しめそうな珍味、という感じ。
この日はお酒は控えていたので、またいつかの機会に・・・
 

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そして、フラッと入ったスピーカー&レコードのお店。
高級スピーカーの試聴をさせてもらいました。全く購入予定はないのですが!
聞き慣れた自分のオケ曲も、まるでスタジオでの収録時に聴いていたような臨場感で聞こえてきて
ちょっとヨダレが・・・
あの音で作曲したら至福なんだろうけど、iPodで聴いた時のガッカリ感が凄そうだな。
いずれ自宅スタジオを移転でもする時に検討するということで。

ところで、このお店で良い音楽雑誌を見つけて、確かにお金を払って買ったはずなのですが
家に帰るころ、無いことに気づきました。「クジラのたれ」に惑わされて忘れてきたのか、
それともスピーカーに気を取られすぎて、
店員さんから受け取るのを忘れて出てきてしまったのか・・・
さっぱり思い出せないから諦めました。とほほ。
 

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で、この日買ってきたのはトラックボール。
長年使っていたお気に入りのトラックボールが
もう寿命間近(それでも交換修理を3回くらいしている)、
しかも生産中止になってしまったということで、泣きながら別のモデルに乗り換え。
これも良い製品ではあるのですが、体に馴染むまでしばらくは不自由しそうです。
 
逆説的ですが、PCでできることが増えてソフトの機能が充実すればするほど、
フィジカルなインターフェースや手触りの影響力は大きくなります。
それに振り回されてしまうのは、もどかしい。
使い慣れた打ち込み用のピアノももうオンボロですが、
それが嫌で買い換える気がしません。

空いた時間を見つけては気分転換になりそうなことを探しています。
最近は、落ち着いて過ごせるカフェ散策に少し凝っていて、
なかなか知らない店に入るのが苦手な僕にしては珍しく新規開拓中。
 

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写真は先日見つけた、とあるお店のティラミス。
店内も静かで内装もセンス良いので
考え事や読書したり、頭をリセットしたい時に通うことになりそうな一店。

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リセット、というところでは家の近くにある公園の一角にあるベンチも
実はお気に入りの休憩場所なのです。
子ども達が遊んでいて、その声と風の音を聴きながら
ボーッとしているのが気持ち良くてたまりません。
蚊に刺されるので夏はキツイのですが・・・
書類作ったり、アイデアを練ったりする作業なら、
MacBookを持ち込んでここで作業したいくらいです。さすがに曲作りは無理かな。
 

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久しぶりに僕の大好きなシャンパンバーにも行きました。
この生ハムとシャンパンが最高に幸せな組み合わせなのです。
思えば20代はずっと、カクテルとビールばかりだったのに
ここ1~2年はワインの方が気持ち良く飲めるようになってきました。
むしろビールが苦手になってしまって・・・
こうやって大人の階段を登っていくのでしょうか(?)
 

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そして念願のラファエロ展へ。
僕はルネサンスではダヴィンチ贔屓なのですが、
ラファエロも間近で観ると神々しくて引き込まれます。
絵から何か音が聞こえてくるようです。

西洋美術館のある上野には、東照宮や大仏なども集まっているので
一通り参拝して、日々の感謝と今後のお願いをしつつ・・・

極めつけに、途中で遭遇してしまった“メタルスライム”と“はぐれメタル”を
思わず衝動買い。これで経験値もがっぽり稼いで、良い曲も書けることでしょう(??)

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先週末は、とあるご縁がある愛知県西尾の福地中学校で

僕の仕事の話や作曲の話や、自分の未来を切り拓くことをテーマに

教育講演会をさせていただきました。

僕の恩師が校長先生をされているのです。
 

ライブと違い、トーク中心(しかも世代が違う)なので

楽しみと同時に、どんな展開になるのか予想できないままで臨んだのですが

いざやってみると90分の枠では全然時間が足りないくらいでした。

伝えたいことは山のようにあり、

後になって「あ!これも話せば良かったな」と思いつくこともあったりして。
 

それにしても生徒の皆さん、思った以上にしっかりしていて

熱心な眼差しと溢れる個性、時には鋭い質問も飛びだしたりして、

僕自身もとても勉強になりました。人と人との対話は難しくも面白い。

温かい環境に包まれて、彼らがこれからどんな未来へと羽ばたいていくのか楽しみです。

校長先生をはじめ、先生方にはたくさんのお心遣いを頂きありがとうございました。
 


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ピアノで、オリジナル曲数曲と、生徒の皆さんへ送るメッセージ&中学校のイメージで

即興演奏を行いました。その一瞬だけ、二度と再現できない1曲です。



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終了後の食事は懐かしの給食で!

毎日栄養を考えたご飯をしっかり食べられる給食って羨ましいですね。

子供の頃はそんなこと考えず、小食なので残してばかりでしたが…



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ついでに実家のもずくです。


曲書きが立て込んでいて、残念ながらこの日は日帰りのため

猫との戯れは数分の出来事でございました。

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我が敬愛するドビュッシーの企画展、
ブリヂストン美術館の「ドビュッシー・音楽と美術ー印象派と象徴派のあいだで」。
前々から行かなくてはと思いながらなかなか時間が取れなかったのですが
やっと先日観に行けました。
ドビュッシーと同時代を生きた、彼とゆかりのある画家
(有名なところだとモネ、ルノワールなど)の作品と
彼の音楽との関わりと影響について、時代に沿って紹介されていて面白かったですね。
一番の感動は、ドビュッシーの手書きの楽譜をいくつか間近で観られたことです。
心が震えた! 
生誕150周年だからということなんでしょうけど、
こういう音楽を軸に当時のアート全般を掘り下げる美術展って珍しいですよね。
もっと増えてほしい。でも少しマニアックになってしまうかな…

8月は作曲中心に籠もり気味で過ごしていたのですが
新学期に入り、いろいろなことが動き出したような雰囲気です。新学期全く関係無いけど。
今週、来週と新たな打ち合わせやマスタリングの立ち会いなどあるので
張り切っていきたいと思います。

この秋は、いろいろお知らせできそうなことが控えています。お楽しみに。

あまり関係ないけど三連休だというのに何も無いのはつまらない、ということで

時間を作って浅草をあてのない散策。3年ぶりくらいかな?



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お馴染みの仲見世通り。



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逆光のためラストダンジョンのような写りになってしまった、浅草寺の五重塔。



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涼しげで風情ある金魚。



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浅草寺からのスカイツリー。

歴史と近代文明のコントラスト、みたいな。
こうしてみるとスカイツリーのデザインは、どことなく日本的な佇まいがありますね。 



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先週の、とある撮影での一コマ。
カメラマンさんの振る舞いに、ジャンルは違えど同じクリエイターとして刺激を頂きました。 

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お誘いを頂いて、ヴァイオリニストの上里はな子さんと

ピアニストの松本和将さんのデュオライヴを聴きに恵比寿へ。

上里さんは、つい先日、某作品にて僕の曲を弾いて頂いたばかりです。

その時も最高の音色を奏でてくださったのですが、

今回は全てクラシックのプログラム。

スタジオのガラス越しでなく、目の前でバッハの「無伴奏バイオリン・ソナタ」などを聴くと

改めて技術力と表現力に圧倒される。

松本氏のピアノとの息もぴったりで、

世界的に活躍されているお二人の共演は、とても贅沢な時間でした。


会場で上里さんのCDを購入。

CDのピアノ演奏者をみると、“居福健太郎”と書いてある。

・・・んん!?実はその居福君、同じ中学校に通っていた同期生なんです。

クラスが違って交流が少なかったけれど

当時から僕は作曲家、彼はピアニストを目指していたので

いつか仕事で演奏をお願いできる機会があれば楽しいでしょうね。

会場ですぐ近くに座っていたそうなのですが、残念ながらお互いに気がつかなくて

15年振りの再会ならず・・・でした。


最近こういう、世間は狭いなと思う出来事が多い。

人の縁って不思議ですね。



写真は先日岡崎へ帰った時に撮った猫、ヤギとダイナゴンとチドリです。

ちゃんと3匹いるのわかりますか。一匹だけ目立っております。
猫の後ろ姿はどうしてこんなに面白いのか!

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都内某所で担当作のサントラのマスタリングがありました。
今回は見学という感じでしたが、外のスタジオで立ち会わせて頂くのはちょっと久しぶり。
自分で書いた曲は、当然作曲からトラックダウンまで何十回、何百回と飽きるほど聴いています。
でも、マスタリングは一番自分の曲が客観的に聴けるので、
そこで新しい発見や反省もあったりして、これもまた面白い。
何より作曲家の立場で言えば当然 、最後の最後まで自分で見届けてチェックするべきなので、
立ち会えるのは有り難いし、こうあるべきだとも思います。
とは言っても今日は良い感じで、何も僕が言うようなことありませんでした。


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先日、ヤマハ音楽振興会の方にお会いしに目黒へ。
僕は小さい時からずっとヤマハの音楽教室やレッスンを受けて育ったのですが、
その時お世話になり、応援してくださった先生に10年以上ぶりにお会いしました。
いろいろと情報交換をさせて頂きました。
ご縁が途切れないことに感謝しなくては。


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ついでに近くの大鳥神社でお参り。
最近なぜか、神社を見かけるとお参りしています。 
気持ちが引き締まります。

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先日、「ストラディヴァリウスサミット・コンサート2011」を聴きに行ってきました。
ヴァイオリンとチェロの銘器ストラディヴァリウス11台を集めて
ベルリンフィルのメンバーが演奏するという贅沢な公演。
楽器の時価総額90億円だそうです。
ストラディヴァリが作った兄弟達が数百年の時を経て集い
同じ音楽を奏でるなんて、ロマンがありますね。
言うまでもなく音色が素晴らしい。
音の輪郭がクリアで倍音の出方が圧倒的に豊かです。
12人の演奏なのに、目を閉じて聴いていると30人くらいで演奏しているように錯覚する。
僕が10代の頃に大好きだった(今でも好きだけど)チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」と
バーバーの「弦楽のためのアダージョ」を聴けたので感動ものでした。
あれを超える音色は、人生の中でもう聴けないかもしれません・・・。
どんなにテクノロジーが進んでも出せない音でしょうね。

写真はサントリーホールの入り口にあるパイプオルゴール。
開場時間に自動演奏していました。

6月が始まりました。梅雨入りしたそうで、東京は雨が続いています。
強烈雨男の僕にはあまり関係無いけど。
今月は曲書きやら打ち合わせやら忙しそうだな。

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去年、オケ録音で大変お世話になった皆さんが演奏されるということで、
青山劇場にてブロードウェイミュージカル「スウィーニー・トッド」を観劇。
これまで、僕はオペラとミュージカルにはあまり関心がなくて
正直なところその良さがイマイチわからないでいたのです。
でもこの公演には一気に引き込まれ、ストーリーと音楽の面白さに時間を忘れました。
食わず嫌いだったのかもしれません。良い機会を頂きました。
演出や役者さんの演技ももちろん素晴らしかったのですが、
何よりスティーブン・ソンドハイムの音楽がもの凄く緻密で、刺激になりました。
不協和で複雑怪奇なのに美しい音楽。他の作品もチェックしてみようかな。 
知っている方が演奏していると、ついついその楽器の音ばかり耳が向いてしまい
台詞を追いかけるのが大変でしたが。

帰りに、自宅スタジオ用の扇風機を無印で購入。
これまで使っていたものが壊れてしまったので、ダイソンの羽の無い扇風機と迷ったんだけど
もったいないのでコストパフォーマンスを重視。
ついでに、作業スペースの電球をLEDに付け替えた。
節電しないとね。

帰ってきました。
現地の皆さんも温かい方ばかりで本当に素晴らしいレコーディングでした。
録りの様子は載せられないので、街並みの写真などいくつか。

雨も雪もほとんど降らず、東京の方が寒いくらいでした。

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アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
中に入り神聖な空気に圧倒される。

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初日のお昼ご飯だったかな。
ヨーグルトとチーズ系がやっぱり多いですね。

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ブルガリアビールです。サラっとしていて僕は好きですね。
(BUDWEISERのような水っぽいサラサラビールが好きです)

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終始、皆の話題になりながらも結局行くことなく謎のままの、
「Happy SUSHI」というお店。街中にたくさんありました。

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TGS












東京ゲームショーへ行ってきました。
2年ぶりか・・・3年ぶりくらいです。
関わらせて頂いているタイトルの出展もいくつかありました。
今回は遅めの時間に行って駆け足で回ってきたので
各ブースをあまりゆっくりとは見られなかったのですが
それでも賑やかでなかなか楽しかったです。
おそらくお世話になっている方々とニアミスしていると思いますが、
残念ながら人が多すぎてわけがわかりませんでした・・・ 

帰りに、なぜか皆で海ほたるに寄って食事。
ライトアップされていて幻想的でした。
でも夜の海はちょっと怖いですね。晴れた真っ昼間にまた行きたいなぁ。
天気も微妙なせいか、海の風は寒いくらいでした。
日中も急に涼しくなりましたよね。風邪ひいた人も多いみたいです。
どうぞ皆様お気をつけください。

ほたる 

今日は来月あたりから始まるレコーディングのためスタジオの下見へ。
綺麗なスタジオでした。どんな響きになるのかまったくの未知数。
最寄り駅から結構な距離歩いたのですが、
帰りには雨が降って大変でした。
そして帰った頃にはやむといういつものパターン。
録りの準備や段取りは決まっていくものの、
曲はまだ数十曲書き終わっていないので、なかなかの緊張感です。
こんな感じも少しずつ慣れてきました。そうやって大人になっていくのでしょうか(?)

作曲用のトラックボールがまた不調に。
ちょうど一年前に故障で買い換えた時と同じように、クリックの反応がおかしい症状。
MacBookのトラックパッドも去年、反応が鈍くなり一度修理に出しているのです。
僕が、むやみにクリックし過ぎなんでしょうか。
そんなこと言われてもなあ。どうしろと・・・。
サポートのお姉さんに「トラックボールのクリックが反応しない」と電話したら、
「マウスパッドをお使いになって再度試して頂けますか?」と言われました。
意味がわかりません!

でも交換対応してもらえることになりました。ありがたいです。
この痛くなりがちな腰と肩も、交換対応してくれたらいいのに。

最近は音楽や映像の密度について、よく考えさせられます。
10代の頃に買ったミシェル・シオンの「映画の音楽」を読み返しました。
いろいろ実験してみたいことはあるのですが、
それを試せる場というのは限られているので、
悔いのないようにトライ&エラーしていきたいものです。

実家にいたムギというおもしろい猫(たびたびBlogに登場していましたが)が
今日死んでしまいました。
僕が東京に出る前から飼っていた最後の猫だっただけに、とても寂しいです。
一部のムギファンの皆さん、ありがとう&ごめんなさい!

わ











テノリオンが急に欲しくなってしまい、困っています。
でもiPadでできるようになるかな?
iPad、セカンドモデルが出たら買いたいです。
しかし、それまで我慢できるでしょうか・・・

先日、某ゲーム関係のレコーディングで、弦楽器や和楽器などを録音しました。
和楽器はこれまで何回かご一緒させて頂いているソガワさん。
久しぶりの、篠笛と尺八の渋い生演奏に痺れました。

写真は尺八です。左のものが標準の一尺八寸(尺八という呼び名の由来ですね)
右のものは、ちょっと珍しい二尺二寸の管だそうです。
管の長さによって出せる音域と指使いが違うので
曲ごと、フレーズごとに、一番演奏しやすい(良い音が鳴る)楽器に持ち替えるんですね。
篠笛も同じです。
普段西洋楽器や電子楽器に慣れていることもあり
微妙なピッチの揺らぎや、楽器の特性など
毎回勉強させて頂いております。

他の楽器もどれも良い感じに録れました。演奏者の皆さんありがとうございます。
仕上げが楽しみ。

最近は書き仕事が溜まっていて、
ちょっとした打ち上げでもウーロン茶で我慢の日々です。うー。

みっくす











今日は気合いの入ったプロジェクトのミックス作業をしています。
GW?そんなの関係ねぇ。
この写真の奥では、今まさにエンジニアさんが非常に細やかな作業をしているところで、
しばらくは僕の出番も無く、大人しく待機中。
200トラック近くあるんじゃないかな。
気持ち良い金管の音が流れてます。
エンジニアさんも、アシスタントの方も、長時間の緻密な作業、
その集中力にはいつも頭が下がります。

Macもあるので、別件のレコーディングの楽譜を作ったりしているのですが、
巨大スピーカーから作業の音が聞こえる中で譜面を書くのは
思ったより疲れるので、そろそろやめようかな。体力温存せねば・・・
ということでBlogを書き始めたというわけです。

先週、渋谷でレバ刺し、ハツ刺し、タン刺しの美味しいお店を発見し、
盛り合わせを満足いくまで食べてきました。ああ、なんて幸せなんだろう!
鼻血出るかと思ったのですが、意外に大丈夫でした。
鼻血出るギリギリを見極めたい。
いいお店だったので、また行ってみよう。

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そういえば一昨日、自宅スタジオにアーロンチェアが届きました。
2ヶ月程前に思い切って買ったはいいものの、
特注扱いで納品が遅れ、忘れた頃にやってきました。
まだ10代だった頃、雑誌などでクリエイターの人がよく使っているのを見て
「けっ、こんなイスの何がいいのか!」と息巻いていた僕ですが、
それなりの歳になって、デスクワーカーにとっての椅子がどれだけ大切か、
気づいてしまったのね。
使ってみると、支持されている理由がよくわかります。
長時間作業での負担軽減にどれほど効果があるかは、まだ様子みないとわからないが。
末永く、曲書きを支えてもらおうと思います。

ここ最近のマイブームだった、“制作環境改善キャンペーン”も
ここらでちょっと、一段落という感じですね。

ほーる













昨日はホールをお借りしてオケ曲数曲のレコーディングでした。
スタジオの定番の録り方と違う、少し特殊な手法で作り上げるプロジェクトだったので、
準備段階からスタッフ全員、大変な思いをしていたのですが
無事に全て録ることができました。
無事にとはいっても、多かれ少なかれ予想外のハプニングは必ずあるものです。
今回は特に、優秀な演奏者の皆さんと頼れるエンジニア、
サポートスタッフの方々に、沢山助けて頂きました。心から感謝します。ありがとう。

写真は(たぶん)リハーサル中の様子です。
凄くいい音でした。ずーっと振っていたかったです。

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こちらは、先週末行った自由が丘の焼き肉屋さんの、牛刺しです。
牛刺しよりレバ刺しが絶品だったのですが、写真をとり忘れた。
カルビを頼んだら、一切れが異常に大きな塊で出てきて、男気を感じました。
そういう生き方をしたいと思います(意味不明)

れば











最近は自炊に励んでおります。
引っ越して、ご飯系のお店が少し遠くなったので、
わざわざ買いに行く(食べにいく)より、作った方が速い・・・
作曲の気分転換にも良いかな、と思いつつ、なかなか献立のレパートリーが増えないのは
残念な感じです。
ただただ、食後の食器洗いは未だに苦手だよ。

本日は、いま関わらせて頂いている某プロジェクトのプロデューサー様と
作曲した楽曲についての打ち合わせなどあり、ありがたいことにご好評を頂きました。
今日に限らず、大体曲を作っている時点では、
自分が頭に描くイメージが納得のいく音になるまで
聴きたいものをただひたすら書くだけなのですが、
同じ制作に携わる他の方々にその中のイメージを共感して頂けると
やっぱり嬉しいものです。
皆さん分野は違えどプロのクリエイターの方々ばかりなので、
何かしらインスピレーションの相互作用みたいなものがあるんですよね。
それがまた次の励みになったりします。

写真は先日久々に会った友人達とプラプラっと行った焼き肉屋さんのレバ刺しです。
自分で作ったわけではありません。
超まいう。
僕のレバ刺しランキング上位に加わりました。
焼き肉はまぁいいので、レバ刺しだけ浴びるように食べてみたいです。
主食のようにレバ刺しを食べ、鼻血を出しながら「もう食べられないです−」といいつつも
やめずに食べ続けてみたいです。
でもそれをやるとおそらく肝臓障害か何かで死にかけると思うので
我慢をするしかないのですね。
ストイックに生きるしかないのです。

とり











近所に、美味しい行きつけの焼き鳥屋さんがあります。
テイクアウトもできるので、週に一回くらい
お気に入りの「ナンコツ」を頼んで買って帰ったりしていました。
民主党の小沢さん似のご主人がいい味を出していて、
いつも声かけてくれるのです。

もう引っ越しなので、もう滅多に食べに来られないな・・・
その前に一言挨拶しなきゃな・・・
と思いつつ、テイクアウトの短い時間と、ご主人の笑顔を前になかなか切り出せず。
告白のタイミングを逃す。
仕方がないので、店内でメニューの片っ端から食べてきました。
で、無事にご挨拶してきました。
ナンコツをサービスしてくれました。
こりゃまた行くしかないなぁ。

さて、これから機材をバラして荷造りです。
ケーブルに埋もれて死にかけるかもしれない。

溢れかえった本と譜面の山は、整理する時間がないので
そのまま持っていくことになりました。

首と肩が重くて辛かったので、マッサージマニアの方に教えて頂いた
整体へ行ってきました。
整体に行くの、6年ぶりでしょうか・・・
親切なお店で、やってもらってかなり楽になったような気がします。
どうやら、左の首と右の背中が異常に凝ってようです。また行こっと。
体のパーツ外して、ハードディスクみたいにデフラグできるといいんですけどね。

明日は打ち合わせで福岡まで行ってきます。
でも日帰りなので、博多ラーメン食べてる時間は無さそうです。

映画「ノウイング」をみました(DVDで)。
内容のツッコミどころはたくさんありましたが、
あまり期待していなかっただけに予想を裏切られ、思いのほか面白かった。
「サイン」や「コンタクト」の世界観に少し似ていました。
人間、宇宙、神と宗教、地球外生命が絡んでくるお話は大好物です。

他にも観ていないDVDが山ほど溜まっているので消化したいのだが、
なかなかが時間とれず。

ぶらばん











先日、とある大学の吹奏楽部の皆さんとの交流会(?)へお呼ばれしました。
去年、大学歌を吹奏楽編曲させて頂いたご縁なのですが、
実際の演奏を聴かせてもらうのは初めて。若々しいフレッシュな演奏。
今はメンバーが少なくて廃部にならないよう試行錯誤しながら、
皆さん前向きに頑張っているようです。
ブラバンの枠を越えた自由なやり方で、斬新なことをやってみよう、ということで
僕からもいくつか提案させていただきました。
これから盛り上がっていくと良いですね。


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東京オペラシティへ、チェコ国立ブルノ・フィルハーモニーの
ストラヴィンスキー「火の鳥」を聴きにいってきました。
この曲が聴ければそれいいという安易なノリだったのですが、
他にもバーンスタインの「キャンディード」
ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」なども聴けて満足です。
力強く、土の匂いを感じるような、まさにチェコっぽい音で
アンコールのスラブ舞曲が一番印象的でした。お国柄ってことかなぁ。


はんばーぐ











写真はガストのトリプルハンバーグです。ハンバーグが3枚乗ってます。
ファミレスにはほとんど行かないうえに、
ハンバーグは特に好きというわけでも何でも無いですが、
バースデーキャンペーンの割引券をもらったもので・・・
面白そうなので頼んでみたところ、
予想外のボリュームにちょっと引きました。
でも完食しましたよ。
もうしばらくいらないです。
こんなの食べたの何年ぶりだろうな。

わっふる











今年一番の仕事量の波にのまれております。
ああそうか、もう年末だから・・・。ひぃ〜。
しかし!人間は自分が「忙しい!」と実感していても、
実際はさらにその10倍くらいの忙しさまで対応できる能力を秘めているそうですね。
そりゃまあ、オバマ大統領とか忙しそうだけど元気だしなぁ。

先日無事に誕生日を迎えまして、27になってしまいました。
作曲中に迎え、作曲していたら過ぎていった一日でした。
お祝いメールくださった皆様ありがとうございます。
多くの方に支えて頂いて、音楽を続けていられることが、
何より幸せです。ありがとうありがとう。
新たな一年、引き続き楽しんでまいります。

ところで、先日調子が悪くなった鍵盤ですが、YAMAHAの人に修理してもらいました。
どうやら中に入ったホコリのせいで油が吸われてしまい、
鍵盤の動きが鈍くなっていたみたいです。
こまめに掃除しているんですけどね。
このケースはよくあるそうで、気づかずに使っている人も多いとか。
直してもらったら、驚くほどタッチが軽くなりました。
解決。

写真は二週間くらい前に新宿で食べたワッフルです。
こんなの食べたの何年ぶりだろうな。

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