12月20日発売のPlayStation 4 / Nintendo Switch / Xbox One / Steam ソフト
『鬼武者』プロモーション映像
『鬼武者』プロモーション映像2(ゲームBGM Ver.)
On Sale December 20, 2018(Japan) / January 15, 2019(Worldwide)
Onimusha: Warlords
先週末は、とあるご縁がある愛知県西尾の福地中学校で
僕の仕事の話や作曲の話や、自分の未来を切り拓くことをテーマに
教育講演会をさせていただきました。
僕の恩師が校長先生をされているのです。
ライブと違い、トーク中心(しかも世代が違う)なので
楽しみと同時に、どんな展開になるのか予想できないままで臨んだのですが
いざやってみると90分の枠では全然時間が足りないくらいでした。
伝えたいことは山のようにあり、
後になって「あ!これも話せば良かったな」と思いつくこともあったりして。
それにしても生徒の皆さん、思った以上にしっかりしていて
熱心な眼差しと溢れる個性、時には鋭い質問も飛びだしたりして、
僕自身もとても勉強になりました。人と人との対話は難しくも面白い。
温かい環境に包まれて、彼らがこれからどんな未来へと羽ばたいていくのか楽しみです。
校長先生をはじめ、先生方にはたくさんのお心遣いを頂きありがとうございました。
ピアノで、オリジナル曲数曲と、生徒の皆さんへ送るメッセージ&中学校のイメージで
即興演奏を行いました。その一瞬だけ、二度と再現できない1曲です。
終了後の食事は懐かしの給食で!
毎日栄養を考えたご飯をしっかり食べられる給食って羨ましいですね。
子供の頃はそんなこと考えず、小食なので残してばかりでしたが…
ついでに実家のもずくです。
曲書きが立て込んでいて、残念ながらこの日は日帰りのため
猫との戯れは数分の出来事でございました。
僕の20代を共に過ごしてきたレバ刺しがついに・・・。
これも、そろそろ新しいフェイズを意識しなさいということなのでしょうか。
こんにゃくじゃダメなんだよ!
最近は、とある作品のための音楽のサラウンドトラックダウンが続いていました。
曲数も多く、数日間スタジオに通っての作業でしたが
監督や制作スタッフの皆さんと顔を合わせて
作品をよりよくするために時間を共有できるのは、楽しく幸せなことです。
いろいろシステムはあるにしろ、結局何かを作っているのは“人”でしかないので、
顔が見えないより見えるほうが、必ず良いものが生まれます。
誰かに曲を演奏してもらう時も同じですね。
あの人にこのフレーズを弾いてもらおう、
あの人にこのアイデアをぶつけて驚かせてみよう、
あの人の言ってることよくわからんけど、頭の中のイメージどうなってるんだろう・・・
あの人の言ってるよくわからんことに、音楽で応えられるようもがいてみよう・・・
そういう思惑が、大きな原動力につながっています。
そういう思惑が渦巻くほど、創造的な現場になるような気がします。
残念ながらいつもそれが叶うわけではありませんが
そんな幸せな仕事に、この先たくさん出会っていきたいものです。
これからの季節と締め切りに備えて機材のメンテ中。
節電とか原発問題とか・・・個人的に思うところは多々あれど
機材に囲まれ、空調に頼らないと死んでしまう環境で音楽を作っている以上、
みんな節電しましょう!とか偉そうなことは言えません。ほんとすみません。
でも去年より機材の省エネ化に励んでおります。
いつか、森の中でピアノ一台で食べていけるようになったら(?)そうします。
今月はとても密度が濃い。そして時間の流れが速い速い。
先週、某作品のための弦のレコーディングがありました。
ダビングなど多めで非常にタイトなスケジュールだったにも関わらず、
素晴らしい演奏をしてくださいました。感謝です。
関係者の皆さんもありがとうございました。
ディレクションする時は耳に神経を集中させて、“粗探し”をするのが大抵なのですが
演奏の雰囲気が良すぎて、たまに“1リスナー”として気持ち良く
音に浸ってしまう瞬間もあるのです。幸せな一時です。
また別の話ですが、ずっと曲を書いていた仕事が一つ一段落ついたので
たまには自分へのご褒美として奮発して何か買い物しようかと思ったんですが・・・
これといって欲しいものが思いつかないので、仕方なく部屋の掃除をして終了。
もともと新しいもの好きなはずなのに、最近は物欲が控えめです。
別に贅沢してるわけではないんですね。
今あるもので十分、っていうエコな発想になりつつあるのかな。
しいて言えば、iPhone4Sにしようかなーってところなのだけど
いろいろと面倒くさすぎて考えたくないですね。
写真は近くのラーメン屋さんで食べた、「スープ焼きそば」。
ラーメンの中に、薄いソース味の焼きそばが入っていて、
チャーシューとか乗っているイメージです。
かなりの変化球なので、微妙だろうなと思って食べてみたら
これがなかなか香ばしい風味があって美味しかった。
んー、でもなんか言葉で説明できない味なんだよなあ。
それだけに印象深い。
食もアートも、言葉で説明できないものは印象に残るよね。
「24」ファイナルシーズンに未だ手を出せずにいる今日この頃です。
ウィーンフィルの来日公演を聴きにいきました。
アンドリス・ネルソンス指揮。アンリ・トマジのトロンボーンコンチェルトなどの
ユニークな選曲も良かったですが、メインプログラムのドヴォルザーク「新世界より」が
特に最高でした。あんなドヴォルザークは初めてです。
若い指揮者のダイナミックさもありながら、品格と透明感と調和に溢れていました。
鳥肌が立って涙が出ました。
わりといつも、仕事柄なのか、音楽の構造を聴いてしまう癖のせいで
素直に音に浸れないことが多いのですが
そんなことすっかり忘れましたね。
うーん、僕の語彙の無さでは感動をうまく表現できないのが残念です。
物心つく前から、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートをいつもテレビで見ていて
これまでも生演奏聴きたかったのにチケットを逃しっぱなしだったので
聴きに行けてよかったな。来年もまた来日してくれたら聴きたい。
できたらそのうち、ニューイヤーコンサートも聴きにいきたいです。
そんな演奏を聴いてしまったので、シンフォニーを書きたくなりました。
たまにはのんびりと書いてみようかなあ。
もちろん、仕事とは別でね。
写真はホールのバーで飲んだワインです。
日本でホールの中にドリンクコーナーを作ったのは、サントリーホールが初だそうですね。